フォルダーを開いたときに緑色のプログレスバーが表示されてファイルが表示されるまでに時間がかかって困っていた部分が解決しました。Windowsが賢くなってフォルダーが最適化されて逆に表示に時間がかかるケースがあります。そんな時の解消法を紹介します。
動画や画像が入ったフォルダは注意
Windowsをセットアップした直後から作られている、「ダウンロード」、「ビデオ」や「ピクチャー」フォルダーを開く時に、エクスプローラーに緑色のプログレスバーが表示されて一覧が出てこなくてイライラしてました。
他のフォルダーは、すぐにファイルの一覧が表示されるのに特定のフォルダーの表示に異常に時間がかかる場合があります。
フォルダーの種類で解決
いきなり結論を書きますが、この状態は「フォルダのプロパティ|カスタマイズ|フォルダの種類|このフォルダーを次の目的に最適化」の変更で解決します。
具体的には、次の手順で変更を行います。
- 「エクスプローラー」で変更したいフォルダーを選択して、マウスの右ボタンをクリックして表示されたポップアップメニューから「プロパティ」メニューを選択します。
- 表示された「フォルダーのプロパティ」画面の「カスタマイズ」タブを選択します。
- 「フォルダーの種類」内の「このフォルダーを次の目的に最適化」の一覧で「全般」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックして「フォルダーのプロパティ」画面を閉じます。
変更したフォルダーを開いてみます。フォルダー内のファイル表示が早くなるはずです。
フォルダーが作成された直後(「ピクチャー」や「ビデオ」などの特殊フォルダーの場合には最初から変更されている)は「全般」が既定値になっています。
しかし、フォルダー内に保存されるファイルの種類によって、勝手に最適化されてしまうようです。
設定変更した後は、表示方法(大きなアイコンなど)を変更しても「フォルダーの種類」が変更されることは無いので、好みの表示方法に変更して使い続けられます。
フォルダーの種類
フォルダーのプロパティで、「フォルダーの種類」を変更すると、こんな感じでエクスプローラーで表示した場合の見え方が変わります。
「ドキュメント」の場合
ファイルの表示方法は「詳細表示」が既定値として設定されます。
「ピクチャー」の場合
ファイルの表示方法は「大アイコン」が既定値として設定され操作メニューに「ピクチャーツール」が追加されます。
「ミュージック」の場合
ファイルの表示方法は「詳細表示」が既定値として設定されますが「ドキュメント」と違って「トラック番号|タイトル|参加アーティスト|アルバム」が列名に設定されて表示されます。
「ビデオ」の場合
ファイルの表示方法は「ピクチャー」と同じ「大アイコン」が既定値として設定され操作メニューに「ビデオツール」が追加されます。
まとめ
Windowsエクスプローラーでフォルダーを表示する際に、表示が遅くて困っている場合には、「フォルダーの種類」を確認してみると改善が望めるかもしれません。
僕の場合には、10~20秒くらい表示に時間を要していたフォルダーが1秒もかからない時間で表示されるようになりました。
エクスプローラーの表示が遅くて困っている人の参考になれば幸いです。
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