ようやく第3世代Ryzenの自作パソコンを組み立てる企画で手に入れたパーツ達の開封レビュー記事です。今回はCoolerMaster(クラマス)のミドルタワーケースです。記事が長くなったので、今回は前編です。
200ミリRGBファン付きミドルタワーケース
久しぶりに高めのPCケースを導入してみた感想も含めてレビューをしていきます。
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今回の購入したケースは「MASTERCASE H500P MESH WHITE」流行りのRGBファンが2つ付属しているミドルタワーケースです。
さらに黒いカラーリングが多いPCケースの中で、珍しい白色に塗装されたモデルです。RGBライトで光らせるのを目的にしているので、黒い内装よりは白い方が映えるというのが理由です。
早速開封
今回は写真を多めでレビューしていきます。段ボールを開封すると、説明書(英語)と付属品の入った小箱が出てきます。
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付属品は、右からRGB制御用のコネクタ、クリーナークロス、ネジ類、ファン変換コネクタ、ファン取り付け用ブラケット、結束バンドが同梱されています。
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「ファン取り付け用ブラケット」は前面に200ミリのファンが2つ搭載されていますが、取り外してブラケットを装着すると、120、140ミリのファンが3つ取り付けられるようになっています。
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水冷用のラジエターを前面に取り付ける場合には、便利な構成になっています。取り外した200ミリファンは、天板側にも取り付けられるように設計されています。
天板部分は、メッシュではなく透明アクリル板で覆われてますがサイド部分にメッシュ素材が取り付けられているので吸排気には問題ありません。
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ロゴが印刷された、デカいショッピングバックのような袋に保護されて段ボールから出てきます。
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前面は200ミリのRGBファンが取り付けられて、黒いメッシュで通気性は抜群な設計になっています。
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メッシュ部分のパーツはネジ無しで簡単に取り外すことができるようになっていて、メンテナンス性も高い設計になっています。もちろんファンも白色が採用されています。
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右サイド部分は、ガラス板で内部を見せる仕様。取り付けは上部のコインで回せるネジで簡単に着脱可能になっています。
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背面部分にも140ミリファン(こちらはRGB無し)が1つ取り付けられていて前面のファンと合わせて、何も追加しなくてもエアフローが確保されています。
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幅広のケースなので、ビデオカードを縦に取り付けられるように2段分のブラケットが用意されていて、何から何まで光り物を魅せるケースになっています。
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左側は強化ガラスではなく普通の鉄板で覆う形になっています。裏配線をわざわざ見せる必要もないので、これはこれで良い。
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裏配線も余裕の隙間
左サイドは鉄板が手回しネジ2個で固定されています。
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取り外すと、マザーボードを固定する場所から20ミリくらいの余裕があるので、ATX用の電源ケーブルでも余裕で裏配線することができます。
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配線用の保護パネルを取り外したのが、こんな感じ。写真左側のパーツが内側からの配線を隠してくれるので、ゴチャゴチャ感を無くしてくれます。
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強化ガラスの取り外しも簡単
左側に取り付けられている強化ガラス部分はネジ式になっていて、10円硬貨などでツメを90度回すことで簡単に取り外すことができます。
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手を放しても下側のレールで支えられているので、パーツが落下してしまうようなこともありません。(と言っても、ガラスなので取り扱いは慎重に)
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電源とストレージは別区画
ケース下側が、ストレージと電源部分の取り付け場所になっています。パーツで区分けされているので熱がケース内に行かないように設計されています。
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前面に近い部分には、3.5インチHDDを2つ取り付けられるブラケットがあり、ファンの風が直接あたるようになっているので冷却への対応もされています。
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後ろ側には、2.5インチSSD/HDDの取り付けブラケットがあります。
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このブラケットは、マザーボード取り付けパーツの裏側にも付けられるようになっているので、好みの場所に固定ができます。ブラケットは2枚しか同梱されないので、どちらか2か所になっています。
逆に考えるとブラケットを自作すれば、2.5インチSSD/HDDは合計4か所取り付けが可能になります。
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長くなってきたので、残りは後半戦に続きます。
まとめ
白いミドルタワーケースですが、裏配線のし易さや、メッシュ構造など内部を魅せるための機能が満載になっています。
特にLEDライティングが可能なパーツを揃えれば、黒い内装よりかなり光を反射してくれるのでより効果的にライティングを楽しむことができる(はず)です。
また、白いカラーリングのケースは貴重なので、LEDライティングを楽しむためのパーツとしては最適な部類のケースでした。続きは後半戦で!
白いPCケースを検討している方の参考になれば幸いです。
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