読み込み 550MB/s 書き込み 520MB/s とスペックに表記のある「Samsung SSD 500GB 860EVO 2.5インチ内蔵型」の実力を計測してみました。
V-NAND SSD
SSDの製品も容量別に大量に出回っているので、なかなか何を選んで良いのか分からなくなってきていますが、「V-NAND(3D NAND)」になっている製品を選んでおけば無難です。
仕様として、読み込みと書き込みの速度が表示されていますが、その通りに出ない場合もあるので最終的には実際に使ってみないと体感できません。
ただ、SATA接続のSSDの場合、10~20MB/sの差は実際に体感できる速度ではないので、500MB/s 近辺の速度が確保されていれば良いです。
あとは価格と相談することになります。最近では2テラなどの大容量もラインナップされていますが、基本SSDは消耗品なので、量産効果が出ている容量を購入するのが一番です。
SSDやメモリー製品の価格は下がりやすいので(というか必ず下がる)コストが安くなっている製品を購入していった方が経済的です。
開封レビュー
Amazonでポチってファイナルランサムディフェンダー(1年版)がバンドルされてました。
中身は、こんな感じ。SSD本体と取り扱い説明書のみです。
パッケージングは、金属製です。別で持っているSanDisk製のSSDはプラスチックなので、重量感があります。
測ってみましたが、SSD本体は45グラムでした。
SanDiskの3D SSDと比較すると、10グラム違います。
実際に測ってみた
CrystalDiskMarkで速度を計測した結果は、こんな感じ。
読み込み速度は、スペック通り550MB/s近く出ています、読み込みは490MB/sと520MB/sに届かずという感じですが、計測時の誤差範囲内だと思います。
SanDiskの3D NAND SSDで同じ条件で測定した結果が、こんな感じ。
他の値は同等ですが、シーケンシャルの読み込み速度だけは、「Samsung SSD 500GB 860EVO 2.5インチ内蔵型」が仕様通りの数値が出ていて、上回っています。
まとめ
「Samsung SSD 500GB 860EVO 2.5インチ内蔵型」の実際に読み込みと書き込み速度を計測した結果、読み込みは548MB/s、読み込みが489MB/sと、ほぼ仕様通りの性能でした。
現状はWindowsなどのオペレーティングシステムをコピーするドライブとして使用する用途が多いので、512GBで価格も8,000円と比較的安価なので、システムドライブとして使うには最適な部類のSSDでした。
手持ちのSSDと比較してパッケージングが金属製になっているので、樹脂製パッケージのSSDよりは10グラム程度重くなりますが、放熱性に期待ができます。
Samsung SSDの購入に迷っている方の参考になれば幸いです。
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