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会計freeeに米ドルやユーロで取引を入力する

今年から確定申告に会計ソフト「freee」を導入してみました。私の場合、海外サイトでの米ドルやユーロでアフィリエイトが発生することもあるので、会計ソフトへ入力する場合の、備忘録的な記事です。

確定申告は日本円に換算

確定申告の用紙には外貨の単位で記入する場所はありません。申告用紙に記入するには、必ず日本円に換算してから入力や記入する必要があるので、外貨で発生した報酬(収入)は日本円に換算する必要があります。

いつの時点の為替で日本円に換算するかは、具体的なルールが無いようで、発生した時点や、月末にまとめてなど、申告する側が決めれば良いようです。ただし、一度決めたら途中で変更しないようにする必要があります。

少なくとも、確定申告する期は変えない方が良いです。

外貨建取引管理アプリの連携

freeeには、外国の通貨で入力する機能がありません。しかし「外貨建取引管理アプリ」を使って、外貨の報酬を日本円に変換して取引一覧に追加することができます。

freeeにログイン後、連携アプリ設定から「外貨建取引管理アプリ」が使えるように設定を行います。具体的には次のような手順になります。

1. freeeにログイン後[設定|連携アプリ設定]をクリックします。

2. 表示された[アプリストア]画面でキーワードに”外貨”と入力します。

3. 検索された[外貨建取引管理アプリ]をクリックします。

4.[連携]をクリックします。

5. 連携アプリがセットアップされます。

6.[設定]ボタンをクリックして、アプリ内の設定を行います。

私の場合は、こんな感じの設定を行いました。この辺りは申告するデータによって多少変わります。

7.[外貨取引登録]をクリックして、表示された[未決済取引の登録]画面で、取引データを入力していきます。

[外貨建取引管理アプリ]を使って、日本円に換算された形で収入のデータを入力していくことができます。

税区分は不課税

海外アフィリエイトからの報酬の課税区分は、国税庁の「国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係について」に記載がありますが、平成27年10月に改正されて、国外取引になるようです。

報酬の入手形態によって変わりますが、大抵の場合、税区分は[不課税]になるはずです。

米ドルやユーロ以外にも対応

アプリ設定の[利用する通貨]には、米ドルやユーロの他にも、ポンドや人民元など、主要な通貨に対応しています。

不課税が無い場合

[外貨建取引管理アプリ]の税区分に表示される一覧に[不課税]が無い場合があります。一覧に表示されない場合には、[対象外]など選択できる区分を一旦選んで登録してしまいます。

登録後、取引の編集画面で税区分を変更することで[不課税]の収入データを作ることが出来ます。

まとめ

海外アフィリエイトの報酬など、米ドルやユーロで得た場合、会計ソフト(freee)に入力するには、連携アプリ[外貨建取引管理アプリ]を使うことで海外の通貨を日本円に換算した形で取引データとして入力することができます。

freeeで外貨で報酬を入力で困っている人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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