プラモデルのディテールアップにスジ彫りという方法があります。装甲などの継ぎ目を再現するような感じで、パーツの表面に細い線を施すのですが、専用のガイドテープを使わずに、100円ショップで入手できるビニールテープでも代用することができます。
ビニールテープで代用
直線のスジボリをする場合、定規や専用のガイドテープを使いますが、100円ショップで手に入るビニールテープでも代用することができます。
いろんな種類のビニールテープが販売されていますが、透明(クリア)のビニールテープを使うと作業効率が上がります。
理由は簡単で、裏が透けるので鉛筆で書いた下書きが見えるのでガイドとしてビニールテープを貼り付けやすくなります。
こんな感じで、下書きに沿って簡単にビニールテープをカットして利用できます。色付きでも出来ますが、透明(クリア)の方が作業性は格段に上がります。
実際にビニールテープで作成したガイドでスジボリしてみました。
等幅テープの作り方
ビニールテープの難点は入手できるサイズが1種類(約20ミリ)しかないことです。細い部分を等幅でスジ彫りをしたい場合には、等幅にカットしたビニールテープを使います。私はビニールテープは、こんな方法で等幅にカットしています。
利用したい幅に合わせたプラ板(0.3~0.5ミリ)を用意して、適当な長さに切ったビニールテープを粘着面を上にして定規に合わせて置きます。
用意しておいたプラ板を定規に合わせて、ビニールテープと貼り合わせて、不要な部分はカッターやデザインナイフで切り落とします。
ビニールテープなので、曲面でも自由に貼り付けることができます。
後は目打ちやスジボリ専用工具などを使って彫れば、十分ガイドとして代用することができます。
まとめ
スジボリ用のガイドテープも販売されていますが、100円ショップでも入手できる「ビニールテープ」で代用することもできます。
素材が柔らかいので、長い直線などは難しいですが1/144スケールのガンプラなどのパーツであれば、曲がってしまうことも少なく、ガイドテープとして十分に使うことができます。
幅サイズが1種類しかないですが、カッターやデザインナイフで等幅にカットしてつかうことで細かなパーツでも使うことができるので、工夫次第で使える場所は沢山あります。
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