バンダイからリリースされている「HGジ・オ」の製作日記です。10年も前のキットですが、出来は最高の部類に入ります。
左右分割になっている頭部の合わせ目消しをするために顔パーツの後ハメ加工をてみました。ピンと受け部分のカットで簡単にできるので他のキットでも応用できます。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第一弾は「HG ジ・オ」を作り始めました。
頭部の合わせ目
非常に良いキットですが、頭部はお約束の左右分割で構成されています。そのため、中央部分に合わせ目が出現します。(写真は合わせ目が目立つように意図的に隙間を空けてます。あしからず)
接着して合わせ目消しの作業をして、塗装をするので、顔面パーツを後ハメできるように加工をしていきます。
ピン受けカット
パーツの固定用のピンが使える場合は、こんな感じで加工ができます。ジ・オの場合は左右分割されているパーツに顔パーツを固定するためのピンを受ける部分があります。この受け部分の一部分をニッパーやカッターで切り落とします。(写真の赤く塗りつぶした部分)
この加工で、顔パーツを下から差し込むことが可能になります。カットする部分は小さくしてハの字にすると固定しやすくなりますが、多少大きくても、最悪接着してしまえばいいので、大胆に切り落としても構いません。
後は頭部パーツを接着して、合わせ目の処理をします。
顔パーツを下から差し込むように固定して、後ハメ加工の完成です。
パーツの一部分を切り落とすだけで、加工ができるので簡単です。ピンの受け部分の構成によっては、腕や脚でも応用ができる場所があります。
まとめ
塗装を前提でキットを組む場合、色分けや合わせ目を消す処理の都合で一部のパーツを後から組付けたい場合が出てきます。
塗装時にマスキングするようなことも考えられますが、作業効率が格段に落ちるので後ハメ加工が出来ると完成までの時間を短縮することができます。
パーツの構成によっては、ピンを受ける部分の一部を切り落とすだけで簡単にできるので、仮組みをしている時に想像しながら作ると楽しいですよ。
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