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3Dプリンター 1/1200 MS-06 ザクII ORGIN版 製作日誌(4日目)筆塗り塗装

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 MS-06 Zaku 2を作っていきます。今回はプライマーで下地塗装した造形物に塗装を行いました。

同じスケールで「ムサイ改型 ワルキューレ」も制作しています。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

Design Sparkでデザイン

ワルキューレと同じく3D CADは「DesignSpark Mechanical」というソフトを使ってモデルデータを作成しました。無料で利用ができるので、3D CADに興味がある方は公式ホームページをご覧ください。

今回、初めて使ってみましたが操作が直感的で素晴らしいソフトでした。ザク2のデザインは、ほぼ1日で図面データを起こすことができました。

画像ファイルを図面に挿入することができるので、旧キット 1/1200 ガウ攻撃空母に付属してきたザクを見本にしながら図面を描くことができるので、かなり便利です。

細かな部分は、かなり適当に描いていますが1/1200なので「印刷に耐える」と「ザクに見える」がポイントです。

小さなディテールは消えてしまいますし、細いパーツは印刷されないリスクがあります。

プライマーで下地処理

ガイヤマルチプライマー」で下地塗りした造形物に塗装をしていきます。

アクリル塗料をラッカー系溶剤で希釈

小さな部品ばかりなので筆塗りで十分です。今回は、量産型機は明灰緑色とオリーブグリーンの調色、シャア専用機は、フラットレッドとフラットホワイトの調色で塗りました。

細かなパーツを筆塗りするコツは、乾燥の速い塗料を使って一気に塗ることです。ラッカー系の塗料を普段使わないので、こういう場合には、タミヤのアクリル系(水性)の塗料をガイヤノーツの溶剤で希釈して使っています。

本来、アルコール系で乾燥時間が必要なタミヤのアクリルカラーですが、ガイヤノーツの薄め液で希釈することができるので、塗料皿の上で筆で混ぜると筆塗りする際の伸びが良くなり、乾燥も早くなるので、おススメです。

直ぐに乾燥するので、次の色に手早く移れるのも利点があります。ラッカー系の色を揃えなくでも小さな面積であれば、この方法で速く乾燥させたい場合に代用できます。

武器(ザクバズーカ)はフラットブラックで塗り分けました。

まとめ

今回はデザインしたザクの上塗りをしてみました。プライマーの効果は分かりませんが、表面はコーティングされているので、筆塗りする際の塗料が伸びるようになったと感じました。

小さな部品を筆塗りする際は、乾燥時間が短い塗料がお勧めです。ラッカー系の塗料の場合は、塗料の伸びも良くなるので、小さな隙間にも塗料が流れてくれて、塗りムラや塗り忘れを防止してくれます。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、スミ入れと部品の接着をして完成させていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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