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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(11日目)後部砲門の印刷

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回はワルキューレだけに装備されている後部の砲門を印刷しました。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

後部砲門の印刷

今回は艦橋の後方部分に装備されている砲門(赤丸で囲んだ部分)を印刷していきます。この装備、通常型のムサイには無くワルキューレだけにあります。

今回の3Dモデルは「DesignSpark Mechanical」という3D CADソフトを使ってモデルデータを作成しました。3D CADに興味がある方は公式ホームページをご覧ください。

今回、初めて使ってみましたが操作が直感的で素晴らしいソフトでした。ワルキューレのは、3~4日日くらいで図面データを起こすことができました。

今回も分割肉抜きで

今回も艦橋部分に取り付ける基部と、実際の砲門部分を分割して印刷しました。

砲門部分は長いので、印刷時間を短縮化するために、後でプラパイプで再現するために根本部分でカットして印刷をしています。

プラパイプで砲身を再現

今回、印刷後にプラパイプで砲身を追加していきます。このくらいの肉厚であれば3Dプリンタでも十分再現できますが、長細い造形は長時間の印刷になるので制作時間の短縮を図ることができます。

少しだけ残しておいた穴に、ドリル刃を入れて2ミリ口径の穴を作ります。

いきなり2ミリのドリル刃で切削するとレジンが割れてしまうリスクがあるので、1ミリくらいから始めて、少しづつ口径を広げていくとキレイに穴を掘ることができます。

開口した2ミリ穴に、2ミリのプラ棒と、3ミリのプラパイプ入れていきます。

瞬間接着剤で固定します。後で塗装するので、多少白化しても大丈夫です。

2組(合計で8個)作って後部砲門の完成です。

まとめ

光造形 3Dプリンターは、細かな造形ができますが長尺な部品は印刷時間がかかるのでプラ材に置き換えられる場所は、プラ棒やプラ板を使った方が製作時間を短縮することができます。

また、砲身などの直線的な部品は3Dプリンターで造形するよりも、プラ棒やプラパイプの方が精度が高い直線を出すことができます。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、艦橋部分の印刷と仮組みをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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