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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(18日目)船首部分の組立て(前編)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は巨大な船首部分の印刷を行いました。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

船首部分の印刷

今回印刷するのは、ムサイの前方部分(赤い丸で囲んだ部分)です。最も巨大な造形になるので、一度の印刷では完了しません。

3Dプリンターのプレートに納まるようにCADで16分割して印刷を始めました。手始めに主砲を固定する部分を印刷。まぁこの程度であれば簡単です。高さも低いので、2時間くらいで楽勝ペースで進みます。

難しかったのは中央部の主砲を取り付けるパーツで、形状が問題なのかサポート材を増やして固定しても、変形してしまい合わせ目に大きな隙間が出来てしまいました。

左右のパーツを合わせても、かなりの隙間が入ってしまいます。

プラ板で隙間埋め

仕方が無いので、プラ板を使って隙間を埋めていきます。とりあえず合わせ目にはサポート材の残りなどで表面が凸凹しているので240番くらいペーパーで平面を出します(削り過ぎると寸法に大きな狂いが発生するので注意)

瞬間接着剤を塗って、パーツを合わせたら輪ゴムで固定します。

どうしても2ミリくらいの隙間が出来てしまいます。

隙間に、0.3~0.5ミリのプラ板を詰め込みます。

隙間ができるだけ埋まるように小さく切って差し込んでいきます。

流し込みタイプの接着剤をプラ板の間に入れてプラ材を固定します。造形物とプラ板は接着しないので、なるべく造形物に入らないようにします。

カッターやデザインナイフ、ニッパーなどで余分なプラ板を切り取ります。後で削るので、キレイにカットしなくても大丈夫です。

残したプラ板と造形物を瞬間接着剤で固定します。

接着剤が硬化したら、余分なプラ材をヤスリで削って終了です。

まとめ

今回は船首の一部を印刷してプラ材での隙間埋め作業を行いました。光造形の場合、造形する形状によっては、反ったりして大きな隙間が出来てしまう場合もあります。

後でポリパテなどで隙間を埋めることができますが、隙間が大きい場合にはプラ板などを隙間に差し込んで、埋めてしまうこともできます。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、主砲部分の周りを印刷と仮組みをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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