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3Dプリンター ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(42日目)主砲の表面処理

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は主砲部分の表面処理をしていきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

前回までの作業は、別記事をご覧ください。

造形時の走査線消し

主砲パーツを造形した際に発生する走査線を消していきます。光造形型の3Dプリンターは、紫外線硬化を繰り返して立体を作成するので、樹木の年輪のように表面に硬化を繰り返した数の走査線が現れます。

起伏の多いデザインの場合は、かなり目立つ場合もあるのでヤスリで慣らしておくと塗装する際にキレイに仕上がります。

曲線を含む面の場合は、STLデータに変換した際にポリコン(多角形)になっているので、この部分も同様にヤスリで削って曲面にしておくと、デザイン通りの仕上がりになります。

砲身部分も、サンドペーパーを巻き付けて軽く磨いて、表面の状態が他のパーツと同じになるようにしておきます。

船首への取り付け

ムサイ型の場合、同じ作業を3回繰り返します。削る面が多いので大変ですが塗装後に走査線が見えると萎えることを考えてモチベーションを上げていきます。

先にポリパテで表面処理をした船首部分に仮止めしてみました。一気に完成度が増すので嬉しい瞬間です。

すべての主砲を取り付けると、こんな感じ。淡泊だった船首部分の情報量が上がるので、塗装前でも一気にカッコ良くなりました。

別角度から見ると、こんな感じで、戦艦っぽくなってきました。

一応、船首側に回転用の穴を追加してあるので、プラ棒で砲塔が回転できるように仕上がる予定です。

まとめ

今回は、船首部分に取り付ける主砲の表面処理を行いました。

複雑で起伏の多いデザインを造形する場合、3Dプリンターの宿命である走査線が目立つようになります。

サーフェイサーなどで目立ちにくくすることもできますが、角度によっては段差になってしまうことがあるので、ヤスリなどで消しておくと仕上がりが良くなるのでおススメです。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

次回は、艦橋部分の組立てを進めていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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