光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ジオラマで利用できるような、1/144 スケールのジオン兵フィギュアを製作していきます。今回は量産した造形物を使ってブリーフィング風景を作っていきます。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダムで登場する「ジオン兵士」を製作していきます。
量産した造形物の塗装
先回、ポーズ変更をして量産したジオン兵の塗装を行います。
手足を調整して身長に差を付けて、ポーズも少し変更した兵士を造形しました。
この造形物をアクリル塗料と面相筆で塗装をしていきます。いつもはプライマーで下地処理をしますが、かなり小さい造形物で筆塗りをするので今回は省略。
かなり苦労しましたが、合計7体塗り切ることができました。成形色の状態より下手な塗装でも色が入ると、かなりカッコ良く見えるのは人間の目の不思議です。
筆塗りのコツとしては、筆先が乾燥しないように常に塗料を付けて一気に塗るようにして、塗装した部分は完全に乾くまで待ってから上塗りをしていくことです。
水性のアクリルカラー(アルコール系)は比較的乾燥時間に余裕があるので、筆塗りする際は便利に使うことができます。
今回はタミヤのアクリル塗料の、つや消しホワイト(XF-2)と濃緑色(XF-13)とレッド(X-7)を使いました。
今回、参考にしたのが「WAVE 1/144 スケール MOBILE STAFF」。かなり古い商品ですが、Amazonでも購入できたので参考書代わりに購入しました。
比較対象物を置いてジオラマ風に
近くにモビルスーツを置くだけでジオラマ風になります。
今回はチッピングで汚し塗装をしたザクを置いてみましたが、プラ板に両面テープで固定したままでも、作戦前のブリーフィングの雰囲気が出せます。
未塗装の状態より、下手な筆塗りでもカッコ良く見えてきます。
地面を砂漠のようにすると、ジオラマの情景パーツとして使えそうです。
モビルスーツが入るような画にすると、かなり小さくなるので塗装の出来の悪さを帳消しにしてくれました(笑)
まとめ
今回は、ポーズや体型を変えたジオン兵のフィギュアを塗装して、ジオラマの情景パーツを作ってみました。
1センチ足らずの造形物なので、細かな部分まで再現することはできませんが、身長を変えたり、ポーズを変えた複数のフィギュアを並べることで、作戦前に檄を飛ばす隊長や、作戦前のブリーフィング風景を想像させる情景パーツにすることができます。
プラ材で手作りするよりも3Dプリンターがあれば、1つフィギュアのデータを完成させることで、ポーズや体型を変えて量産することができるので、ジオラマを作る際に便利なツールになります。
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次回は、塗装したジオン兵を使ってヴィネットを作成していきます。
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