光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回はサーフェイサー塗装した船首部分に別造形したパーツを貼り付けてディティールアップをしていきます。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
前回までの作業は、別記事をご覧ください。
船首部分の上塗り塗装
ようやくここまで漕ぎつけました。船首部分を塗装していきます。
かなりの巨大な造形物になるので、塗装スティックなどの持ち手を付けることはできません。なるべく早く乾燥するように晴れる日を待ってサーキュレーターなどで風通しをよくして塗っていきます。
今回は、タミヤ アクリル塗料の濃緑色をエアブラシで吹き付けていきます。まずはメガ粒子砲を取り付ける部分を手で持って船首部分を塗ります。
最初は苔が生えているくらいしか発色しませんが、少し乾かしてから重ね塗りをいきます。
同じ場所に重ならないようにエアブラシを動かしながら塗っていきます。少し濃くなってきました。
4~5回塗り重ねると、こんな感じで色が濃くなっていきます・
両翼部分を塗り終えたら、船底部分に持ち手を変えてメガ粒子砲の取り付け部分側を同じように塗っていきます。
十分に乾燥させたら、造形物をひっくり返して、船底部分を同じように塗り重ねていきます。
パーツを直持ちして塗装
機関部分のパーツも重量のあるパーツなので、持ち手を付けても脱落するリスクがあるので直持ちで塗装をします。船首パーツ同様に半分を塗ったら乾燥させて残った部分を塗り重ねていきます。
他のパーツも、手で直持ちして塗れる部分にエアブラシで塗装を行い、段ボールなどに置いて乾燥させます。
あまり直持ちしている部分まで塗ってしまうと、指の跡が残ってしまうので注意が必要。
持つ部分を工夫すると、直持ちでも、このくらいまで塗ることができます。
残った部分を塗り重ねて、塗装棒などに固定しなくてもパーツをエアブラシで塗ることが出来ました。
使いかけも含めて、小瓶4本を使って、残っていたパーツを濃緑色で塗りつぶすことができました。今までに塗ったパーツを考えると、このパーツ量で小瓶4本を消費した計算になります。
まとめ
今回は、ポリパテとサーフェイサーで表面処理したパーツに上塗り塗装を行いました。塗装するパーツで大きくて、塗装棒やクリップで持ち手の取り付けをすることが出来ない場合、直持ちで乾燥させながら塗装することができます。
筆塗りの場合は乾燥するのに時間がかかるので現実的ではないですが、エアブラシで乾燥時間が短いアクリルやラッカー系で塗装する場合は、別パーツを塗っている時間で乾燥するので、段ボールなどを下敷きにして十分に塗装することができます。
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次回は、機関部分の塗り分けをしていきます。
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