光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は造形物をディスプレイ用に固定する台座を作っていきます。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
前回までの作業は、別記事をご覧ください。
角材でディスプレイ土台の製作
いつもは100円ショップでフォトプレートに集めの木板を貼り付けてディプレイ用の土台を作っていますが、今回は載せる造形物が大きいので角材を使って作りました。
30ミリの太さの角材を適当なサイズでカットしてT字型に木工用ボンドで固定していきます。
その際に、木製ダボを使うと強度が増しておくと接着剤が剥がれて造形物が落下するなどの危険を回避できるのでおススメです。
角材の中央部分にダボより0.5ミリくらい大きい穴をドリルで開けておいて、ダボを刺し入れます。
もう片方の角材にも0.5ミリくらい大きい穴をドリルで開けておきます。プラモデルでもパーツを合わせる時に、同じような仕組みになってますよね。
後はダボに木工用接着剤を塗り、角材を合わせます。直角が出るようにカッターマットの方眼パターンに合わせるか、定規を使って90度になるように調整しておきます。
アルミパイプで固定
造形物が光硬化レジン製なのでプラ棒では強度的にグラグラするので、今回は6ミリのアルミパイプで固定していきます。角材の適当な場所に6ミリのドリルで穴を開けます。多少キツイくらいの方が後で調整が効くので、今回は同じサイズで穴を開けています。
基準となる艦橋部分のパーツをアルミパイプに固定して位置決め。穴は角材を貫通させておくと、アルミパイプの長さを決める時に楽になります。
左右対称になるように注意して、慎重に機関部分のパーツを固定していきます。
アルミパイプ自体も曲がるので、穴を開ける位置が多少ズレた場合でも微調整ができるのもアルミ素材を選んだ理由です。プラ材では曲げるのに熱が必要になったり、折れてしまうので、金属素材の方が便利です。
通常のムサイと違って、機関部分の底にも尾翼があるので、ある程度浮かせて固定する必要があるので、パイプ系も多少太目(今回は6ミリ)で載せた時にグラグラしないようにしています。
艦橋と機関を繋ぐパーツは、仮置きなので接着せずに両面テープで仮止め。
強度があまり必要がないので、無理に接着せずに、このままでも良いかもしれません。
後は船首部分も仮置きして、ディスプレイ用台座の完成。左右対称にパーツが配置できるように穴を開けるのが、かなり大変な作業でした。
まとめ
今回は、ディスプレイ用の台座を角材を使って作製していきました。フォトフレームや木板などを使って台座を作ってきましたが、今回は造形物が巨大なので、なるべく台座が大きくなり過ぎないように、角材を使ってシンプルな台座を作りました。
台座自体は簡単に作れますが、プラモデルのキットのように厳密に同じサイズで造形できていないパーツもあるので、左右対称に配置できるようにパイプを通す穴を開けるのが、かなり難しい作業でした。
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次回は自作した台座を塗装していきます。
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