光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、造形したムサイ改型ワルキューレのコムサイをリメイクしていきます。今回はモビルスーツを格納できるようにデッキを追加した本体部分を造形します。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
前回までの作業は、別記事をご覧ください。
完成していたコムサイをリメイク
昨年完成させた、3D造形だけで製作したムサイ改型ワルキューレ。
心残りだったのが、コムサイのカーゴ部分が作れなかったこと。まだ3Dプリンターも3D CADも初心者だったため、設計の方法が分からなかったというのもあります。
昨年１年、色々造形をしてきた経験値も上がったので、コムサイを再造形してみようと思います。
カーゴ部分を再設計
コムサイにはモビルスーツを格納するデッキがあります。テレビアニメでも、大気圏突入時のホワイトベースを狙ったシャアのザクが収納されるシーンが描かれています。
3D CADで設計したコムサイに、早速カーゴルームを追加してみました。それに加えてコックピット部分も別パーツ化し、カーゴルームのハッチも取り外せるように別パーツとして造形するように新しく設計し直しました。
他のパーツも含めて、試作造形。
サポート材から切り離して、仮組み。ここまでは順調です。
ハッチ部分は、中央から切り離してオープン状態もできるようにしようと思っています。
早速、問題発生。同スケールで造形したはずのザクが新設したデッキ部分に入りません。２～３ミリ横幅を広げて再設計する必要があります。
設計時に試しておけば良かった…
まとめ
今回は、3Dプリントで造形したムサイ改型ワルキューレのコムサイ部分の見直し造形を行いました。
心残りだった、モビルスーツを格納するデッキ部分とハッチの開閉機能を追加したかったので、再設計をして試し造形をしてみましたが、肝心のデッキ部分のサイズが小さくてザクが入らない状態になったので、改良を行う問題点を見つけることができました。
造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください（フォローもしていただければ喜びます）
次回は、コムサイのコックピット部分を行います。
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