3Dプリンターで造形をするスライスデータを作成する際に無料で使える「CHITUBOX」を使っています。既定値では、プレートから途中で造形物が脱落するケースが多かったので、設定をカスタマイズして脱落しなくなった変更点を備忘録的に投稿しておきます。
CHITUBOXの印刷設定をカスタマイズ
CHITUBOXは公式ホームページからダウンロードしてセットアップしておきます。無料で使える「CHITUBOX Basic」でも印刷設定はできるので問題ありません。
「CHITUBOX」で印刷時の設定を変更していきます。
1. STLファイル化した3Dモデルを開き、[設定]をクリックします。
2. 表示された[設定]画面の左側の[新しいプリンターを追加する]をクリックします。
3. 表示された一覧から3Dプリンターのモデルを選択して[OK]をクリックします。
4. 追加されたプリンターの設定画面で、詳細な動作を設定していきます。
これは[ELEGOO MARS PRO]の既定値です。
項目をカスタマイズした私の設定値です。
脱落する原因は、露光不足の場合が多いので、露光時間を長めにして、硬化が進んでいる分、プレートの上昇速度を遅くする変更をしています。
まとめ
STLファイルで保存したデータを利用してスライサーソフトの「CHITUBOX」の設定を変更することで、プレートから造形物が脱落するような場合に上昇速度や露光時間を変更することで、造形物が脱落しない確率を上げることができます。
3Dプリンターで造形物が脱落して困っている人の参考になれば幸いです。
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