2022年11月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.73に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2022年10月にリリースされたバージョン1.72 に関する別記事もご覧ください。
検索画面のフォルダーを含めると除外
検索メニューで表示される[検索]画面の[含めるファイル]と[除外するファイル]にフォルダーを追加することができるようになりました。

例えば、”./” を追加して検索対象にフォルダーを追加することができます。(イメージは ‘source’ フォルダーを含めています)

[除外するフォルダー]を使って検索対象から外すこともできます。
表示メニューの配置変更
[表示]メニューで表示されるメニュー一覧の配置が変更されました。
カスケードメニューに新しく[外観]が追加され

各パネルやバーがまとめて表示されるようになりました。

頻繁にバーやパネルの表示を切り替える人には便利な機能かもしれません。
入力ボックスの角丸化
あまり変わり映えしませんがWindows11の流れを受けたのか、入力ボックスの角が丸くなりました。
Windows11のウィンドウ外観のような激しい丸みではないので、拡大しないと分からないレベルです(笑)

まとめ
今回の更新では、検索対象にフォルダーを含めたり除外する機能が追加されました。フォルダー階層の深いプロジェクトソースなどで検索をする際に、外部ライブラリのソースから沢山の結果を拾ってしまうような際に使えそうです。
機能が多様化してメニューの肥大化が進んできているので、パネルやバーの切り替えメニューが[表示|外観]にまとめられました。
頻繁にパネルの表示切替をするような場合に、便利に使えそうです。
他の機能や詳細な部分は、1.73のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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