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VisualStudioCode 1.77 気になった機能レビュー

2023年2月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.77に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。

2023年1月にリリースされたバージョン1.76 に関する別記事もご覧ください。

Sticky Scrollのキー操作対応

関数やプロシージャの宣言部分(先頭行)を固定して、残りの行をスクロールする「Sticky Scroll」の移動をスクロールバーやマウスのホイール以外にも、キーボードの[Up][Down]キーで出来るようになりました。

Sticky Scrollの切り替え

[設定]項目に[Editor|Sticky Scroll|Default Model]が追加され、スクロールした際の動作を一覧から選択できるようになりました。

選択できるモデルは、3種類用意されています。

・outlineModel:先頭行が固定され、残りのフォーカス内がスクロール対象(既定値)

・foldingProviderModel:条件分岐などでフォーカス({}で囲まれた部分など)された部分がスクロール対象

・indentationModel:フォーカス内のインデントされた行がスクロール対象

ホバーコントロールのキー操作対応

ソースコード内でマウスポインターを重ねた(ホバーした)際に表示されるポップアップ画面の移動やスクロールに[up]、[down]、[home]、[end]、[page up]、[page down]のキーで行えるようになりました。

キーボードから手を離したくない場合などに有効なスクロール方法が追加されました。

まとめ

Visual Studio Code 1.77で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。

今回は、Sticky Scrollやホバーコントロールなど、コード編集時に役立つ機能のスクロール操作に、マウスホイール以外にもキーボードのキー操作で可能になるように機能が追加されていました。

他の機能や詳細な部分は、1.77のリリースノートをご覧ください。

「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。

その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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