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Ultimaker Curaの「モデルはマニホールドではありません。ハイライトされたエリアは、欠けている表面または無関係な表面を示します。」エラーの対処法

スライサーソフトの「Ultimaker Cura」を使っていてSTLファイルを読み込んだ際に「モデルエラー モデルはマニホールドではありません。」が表示された際の対処法を備忘録的に投稿しておきます。

[モデルはマニホールドではありません]表示

マニホールドという聞きなれない言葉なので分かり辛いですが「Your model is not manihold.」は、STLデータに閉じていない空間(要するに隙間が空いている)のような箇所があると警告してくれています。

「マテリアル」設定で削除するメニューが無効になってしまい実行できません。

たいていは3Dデータに問題

Curaに取り込まれた3Dデータを見渡すと、こんな感じで紫色に水色のドットパターンに表示されている箇所が見つかります。(これ以外の表示もあります)

この部分がハイライトされたエリアなので、3D CADに戻って状況を確認します。

今回のデータの場合には、丸穴を開けた部分を塞ぐようになっていました。

早速、塞いでいたパーツを削除。

STLファイルを再作成してCuraに読み込ませると、[モデルはマニホールドではありません]エラーが解消されました。

まとめ

今回は短い記事ですが、3Dプリンターのスライスデータを作成する Cura の[モデルはマニホールドではありません]エラーの対処法についてまとめてみました。

3D CADの画面上では完璧に見えるデータでも、造形時に無理な構成になっている場合があります。

[モデルはマニホールドではありません。ハイライトされたエリアは、欠けている表面または無関係な表面を示します。]が表示される場合には、開口部が塞がっていたりモデル同士の間に隙間があったり、原因は様々です。

Curaでハイライトされている部分を3D CADで再確認すると原因が分かる場合が多いので、データを修正することで改善します。

スライサーソフト「Cura」の[モデルはマニホールドではありません]エラーが発生して困っている人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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