「PFU キーボード HHKB Professional 2」を分解して黄ばんだABS樹脂部分をダメ元で漂白してみた結果を投稿します。
1週間漬け込んだ結果
漂白前した最初からの工程は、別記事をご覧ください。(分解するとメーカーの保証から外れる可能性があるので注意)
ある程度の期間が必要になりますが1週間くらいで、こんな感じにキレイになりました。
キートップの洗浄と組付け
本体がキレイになったので、キートップも洗浄しました。
本体部分はABS樹脂ですが、キートップはPBT樹脂なので経時で黄ばみも無いのでキッチン用の中性洗剤を薄めた水で洗浄しました。
軽く擦り洗いをした後、キッチンペーパーの上で乾燥させます。
この時にある程度、キートップ裏に入り込んだ水滴を払っておくと乾燥時間を短く出来ます。
本体パーツの組立ては分解手順の逆をすれば簡単です。
金属パーツを含むキートップ受けの部品を本体に取り付けます。
キートップを受ける側の本体に基盤をネジで固定します。
USBなどの給電部分の基盤を取り付けます。(分解する時に同じ場所のネジをまとめて小袋に入れておくと、後で迷いません)
コネクターを繋げて、本体をネジ留めする前にケーブルを接続して動作テストをします。
スペースキーの取り付け部分に専用のスプリングを通してキートップの受け入れ準備完了。
無刻印モデルのキートップの戻し方
キートップに印刷がない、いわゆる「無刻印」モデルは戻す場所が分からなくなります。
HHKBの場合は場所によってキートップの形状が異なっているので、注意が必要です。
そんな時に、簡単に戻す方法を紹介します。
まずは、キートップの形状を比較して4つのグループに分けます。
下の写真のように14個、12個、11個、10個のグループに分かれます。
あとは、数の多い順に上の列からハメていきます。
上から三段目のホームポジションの目印があるキーが2つあるので、[F](左から4番目と[J](右から5番目)の位置になるように注意します。
こんな感じで、キートップを組付けたら完成。
流石に黄ばみ過ぎだと考えてみましたが、1週間くらい液面の量に注意して日向で放置するだけでかなり、白くすることができました。(完全放置だと、水面から出た部分が漂白されない)
まとめ
黄ばんで可哀想なことになっている「PFU キーボード HHKB Professional 2」のABS樹脂パーツを、ワイドハイターEX(酸素系漂白剤)で白くしてみました。
古いHHKBの場合、ABS樹脂が採用されている本体部分が経時で黄色く可哀想な本体になってしまいます。
分解覚悟で漂白することで、かなり元の色に戻すことが可能でした。
「PFU キーボード HHKB Professional 2」の黄ばんだパーツを白くしたい人の参考になれば幸いです。
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