2023年10月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.85に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2023年9月にリリースされたバージョン1.84に関する別記事もご覧ください。
編集タブを別ウィンドウ化
Windows11の新しくなったエクスプローラーと同様に、編集用のタブをマウスでウィンドウ外にドラッグして別ウィンドウで表示する機能が追加されました。
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同様に、別ウィンドウのタブをマウスでドラッグして同じウィンドウに収めることも可能です。
[設定]画面の “workbench.editor.dragToOpenWindow” で無効にすることができます。
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ファイルの貼り付け
ワークスペースなど編集中のフォルダーに、直接ファイルの貼り付けが可能になりました。
Windows エクスプローラーなどでクリップボードにコピーしたファイルを、Visual Studio Codeの[エクスプローラー]画面で[Ctrl+V]などの操作で貼り付けができます。
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確認画面も表示されるため、誤った操作をキャンセルできます。
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[プロファイル]に追加アイコン
プロファイルに設定できる[アイコン]の種類が追加されました。
カスタマイズされたアイコンは利用できませんが、設定可能な7種類のアイコンが追加されています。(赤枠の部分)
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まとめ
Visual Studio Code 1.85で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回は、Windows エクスプローラーのように編集中のファイルのタブをドラッグすることで新しいウィンドウで表示したり、別ウィンドウに集約することが可能になりました。
他の機能や詳細な部分は、1.85のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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