Amazonセールで購入したハードディスク「Seagate BarraCuda 6T HDD ST6000DM003」の速度計測レビューです。
SMR設計のHDD
HDDの書き込み方式には従来の「CMR」と新しく追加された「SMR」があります。
「SMR」方式を採用しているHDDは故障しやすいとか、議論されているページを散見します。
しかし、「SMR」はメーカー側が同じ部材で大容量のハードディスクが生産できる設計なので、利用者は購入価格以外にメリットがあるとは思えません。
つまり同じ容量のHDDで価格が同じであれば「SMR」を選ぶメリットがありません。
現状でも「CMR」方式を採用している「Western Digital 6T HDD WD60EZAX」とは2,000～3,000円の価格差があります。
セールなどで価格が逆転するケースも考えられるので購入するタイミングには注意が必要になります。
また、「SMR」のリスクは削除や変更の際に周囲のセクターも巻き込んで再配置されることなので、ファイルの再書き込みが少ないアーカイブのような用途にすれば大容量でコスパに優れたストレージを手に入れることができます。
あくまで「SMR」の設計はメーカー側のコストメリットが大きいので、同じ容量で同じ値段で購入できるのであれば、利用用途が限定される「SMR」を選ぶ意味がありません。
CrystalDiskMark測定
HDDをSATAに接続して「CrystalDiskMark」で測定した結果がこちら。
最近はSSDばかり測定しているので、かなり遅く見えますがSATA3接続のHDDの値としては標準的です。
ちなみに同じ容量で「CMR」方式を採用している「Western Digital 6T HDD WD60EZAX」と比較すると、こんな感じです。シーケンシャルの書き込みは速く、ランダムんの書き込みが遅い結果になっています。
個人的に、同じ価格であれば「CMR」方式の「Western Digital 6T HDD WD60EZAX」を選びますが、データの保管用として複数個などの購入する場合は「SMR」方式の「Seagate BarraCuda 6T HDD ST6000DM003」も選択肢に入ってきます。
まとめ
今回は短い記事ですが「Seagate BarraCuda 6T HDD ST6000DM003」の書き込み速度などについて調べてみました。
書き込み方式に「SMR」を採用しているハードディスクですが同じ容量で「CMR」方式のHDDと比較してランダムの書き込みでは速い結果になりました。
Seagate BarraCuda 6T HDD ST6000DM003 の書き込み速度が知りたい人の参考になれば幸いです。
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