2024年05月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.90に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2024年01月にリリースされたバージョン1.89に関する別記事もご覧ください。
マルチタブ選択
エディターの編集時に表示されている複数のタブを選択して一括操作が可能になりました。
具体的には次の操作で行います。
ファイルの編集タブでシフトを押しながらクリックして、複数のタブを選択します。

タブが選択された状態でマウスの右クリックして表示されたポップアップ画面で一括操作ができます。

新しいウィンドウを開く際のプロファイル
新しいウィンドウが作成される際にデフォルトで使用されるプロファイルの設定が追加されました。
具体的には次の手順で行います。
1. [設定]画面で “window.newWindowProfile” を検索します。

2.[Window: New Window Profile]設定の一覧で新しくウィンドウを開いた際に利用するプロファイル名を一覧から選択します。

以降、新しくウィンドウを作成する際に設定したプロファイルが反映されます。
まとめ
Visual Studio Code 1.90で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回は、変更点が少ない更新でしたが「マルチタブ選択」や「新しいウィンドウを開く際のプロファイル」などの機能追加や改良点がありました。
他の機能や詳細な部分は、1.90のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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