2025年6にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.102に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2025年5月にリリースされたバージョン1.101に関する別記事もご覧ください。
ホイールボタンでスクロール
マウスのホイールボタン(中ボタン)で編集画面のスクロールが追加されました。
[設定]画面で “editor.scrollOnMiddleClick” で表示される項目にチェックを付けます。

編集画面でマウスのホイールボタン(中ボタン)をクリックするとアイコンが変更されてマウスの上下左右でスクロールされます。

ウィンドウの境界線
Windowsの[個人用設定|色]画面の[タイトルバーとウィンドウの境界線にアクセントカラーを表示する]設定を有効にするとウィンドウの境界線が表示されるようになりました。

既定値ではアクセントカラーが境界線が表示されます。

その他にも、設定画面で “window.border” で検索した[Window: Border]設定で境界線の色が設定可能です。

まとめ
Visual Studio Code 1.102で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回も、1.101に引き続きCopilot関連の機能追加が多くて、VSCode本体への機能改良は少な目でした。
他の機能や詳細な部分は、1.102のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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