2025年8にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.104に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2025年7月にリリースされたバージョン1.103に関する別記事もご覧ください。
ウィンドウの枠線色の変更
表示されるウィンドウの枠線(ボーダー)色を変更する設定が追加されました。
[設定]画面で “window.border” で変更が可能です。

“#FFFFFF” などの16進数などで枠線の色を編集できました。

16進数の他にも “green” など色名を直接入力しても変更されます。

その他にも”rgb(0, 0, 255)” や

“hsl(0, 100%, 50%” といった表記でも枠の線色が編集可能でした。

編集タブのインデックス表示
エディター画面に表示されるタブにインデックスを追加する設定が追加されました。
[設定]画面で “workbench.editor.showtabindex” で変更が可能です。

有効にすると編集中のタブ左側に数字が追加されます。

編集タブのスクロールバー表示
エディターに表示されるタブが表示しきれない場合に移動するためのスクロールバーの表示・非表示する設定が追加されました。
[設定]画面で “workbench.editor.titlescrollbarvisibility” で表示される設定で変更します。(自動[auto]、常に表示[visible]、非表示[hidden]の一覧から選択が可能)

設定するとタブの下部に表示されるスクロールバーの表示や非表示の切り替えが可能です。

まとめ
Visual Studio Code 1.104で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回も、1.103に引き続きCopilot関連の機能追加が多くて、VSCode本体への機能改良は少な目でした。
他の機能や詳細な部分は、1.104のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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