2019年11月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.41に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
10月にリリースされたバージョン1.40 に関する別記事もご覧ください。
検索結果の動的表示
検索ウィンドウのキーワード入力で結果が表示されるようになりました。キーワードの変更で結果が動的に表示されるようになり、クエリーなどを含むファイルを検索する際に便利になりそうです。
その他に、キーワードを改行して入力(Shift+Enter)することも可能になりました。
空フォルダーの統合表示
リリースノートでは「Compact folders in Explorer(エクスプローラーのコンパクトフォルダ)」と記載がありますが、空フォルダーの統合表示のような動画になります。
例えば、ファイルを含まず「サブ」フォルダーを持つ「空」フォルダーがあった場合、VSCのエクスプローラー表示では下の画像のように「空|サブ」という形でフォルダが表示されます。(赤い囲みの部分)
ファイルが無くてもフォルダーが1行分スペースを使ってしまうようなライブラリを表示する際に、省スペース化が見込めます。
アップデート時に既定値で有効になるので、設定画面「explorer.compactFolders」で無効にすることができます。
まとめ
今回も、個人的に気になった更新部分を書き出してみました。他の機能や詳細な部分は、1.41のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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