2020年04月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.45に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2020年3月にリリースされたバージョン1.44 に関する別記事もご覧ください。
マウスのホイールでタブ移動
ホイール付きマウスでエディターで複数開いたファイルを移動することができるようになりました。既定値はオフなので[ファイル|設定|基本設定]メニューからオンにする必要があります。
設定画面で[workbench.editor.scrollToSwichTabs]で検索した[Workbench > Editor : Scroll To Swich Tabs]設定をオン(チェックを付ける)にします。
複数ファイルを開いている場合に、タブ部分にマウスカーソルを移動させてマウスのホイールを回すとアクティブなタブが変わります。
もちろん、ThinkPadのトラックポインターを使っても移動してくれました。
キャプションの区切り文字
実際、何に役立つかピンときませんがタイトルバーに表示されるキャプションの区切り文字(既定値では” – “)を別の文字に変更することができます。
ファイル名に同じ文字が利用されている場合に、キャプションで区別が付かなくなる人向けの対応なのかもしれません。
設定画面で[window.titleSeparator]で検索した[Window : Title Seperator]設定を変更(画像では “^-^;”に変更)すると、タイトルバーの区切り(赤枠の部分)に反映されます。
まとめ
今回は、気になる部分が少なかったですが、個人的に注目した更新点を書き出してみました。
マウスのホイール機能を使った複数のタブ間移動などは、ファイルを一度に開いているような開発者には便利な機能だと思います。(実際、私も無意識にホイールを触っている時があるので)
他の機能や詳細な部分は、1.45のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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