バンダイからリリースされている「HGジ・オ」の製作日記です。10年も前のキットですが、出来は最高の部類に入ります。
天気が悪くて伸ばしていた、下地(サーフェイサー)の塗装を行いました。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第一弾は「HG ジ・オ」を作り始めました。
サーフェイサーの役目
今回も「ガイアノーツ GS-02 サーフェイサー エヴォ ホワイト」を使っていきます。アクリルラッカー系なのでシンナー系の溶剤臭がありますが、希釈時の伸びや塗装時の隠ぺい力など、使い勝手が良いので、おススメのサーフェイサー塗料です。
今回使った、ホワイトの他にブラックやシルバーなどのラインナップがあります。
サーフェイサーの主な役割として上塗りする塗料の発色をよくする効果がありますが、その他にもパーツへの工作で出来た小さな傷などを隠す効果があります。800番くらいのサンドペーパーで削った跡はサーフェイサーで十分見えなくなります。
その他にも「パテ埋めした箇所の削り残し」や「ゲート跡の削り残し」など、見えにくい部分でもサーフェイサーを塗装することで目立つので、削り忘れている部分を見つけることができます。
ゲート処理の忘れ
パテ埋めした部分のヒケ
パテ埋めの削り不足
などなど、サーフェイサーを塗る前だと分かり辛い部分でも、目立つようになります。
サーフェイサー塗り
特殊な塗料ですが、通常の塗料と同じように扱うことが出来ます。エアブラシで塗装する場合も、溶剤を使って2~3倍に希釈して使います。
もちろんパーツは一旦バラして塗装棒にクリップしておきます。「ジ・オ」は大きなパーツが多いので、塗布する面積が大きいのでサーフェイサーは多めに準備します。今回は10mlを2倍に希釈して20ml分を用意しました。
「ガイアノーツ GS-02 サーフェイサー エヴォ ホワイト」はラッカー系の塗料なので、溶剤臭はしますが、乾燥時間は速いので1回の吹き付けではなく、2~3回の重ね塗りをします。
1度目のエアブラシ後の胸パーツ。ラッカー系なので、乾きやすいので焦らずに重ね塗りを行います。
特に濃い色のパーツを塗装する場合には成型色が透けてしまうので、無理に厚塗りをせず、何回かに分けて塗り重ねていくと仕上がりが良くなります。
作業上は意味ないですが、撮影用にサーフェイサー塗布後に組み立ててみました。白い機体になった「ジ・オ」です。組立説明書には黄色が指定色になっていますが、ホワイト系で塗装された「ジ・オ」も結構良いです。
まとめ
サーフェイサーを塗装すると、スジ彫りや合わせ目隠しの工作でパーツ表面にできた、小さな傷を目立たなくしたり、ランナーのゲート跡などの下地処理の忘れなどを見つけることができます。
今回使った「ガイアノーツ GS-02 サーフェイサー エヴォ ホワイト」はラッカー系の塗料なので、溶剤臭はしますが、隠ぺい力も強く、乾燥時間が短くて作業時間の短縮に繋がります。
その他に、塗装する前にサーフェイサーをパーツに吹き付けておくことで、上塗りの発色を良くする効果もあるのでおススメです。
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