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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(23日目)船首部分の組立て(後編)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。反ってしまった部分を修正した中編の続き、船首部分を組み立てていきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

マスキングテープで仮組み

マスキングテープを使って残りの部分を組み立てていきます。

船底部分。見えなくなる部分は、ポロリしないように強度のある工事用のマスキングテープで合わせて置きます。

全部のパーツを合わせてみると、反ってしまった部分が目立つので後で修正が必要な箇所がチェックできます。

船首の上側部分。パーツの反りも少なくてセーフ。

ダクトや主砲を仮止めして、仮組の出来上がり。小さな隙間は後でポリパテで埋めてしまう予定。

ちなみに剥がす前の状態がこちら

光硬化させてパーツを接着

強度を出すために光硬化樹脂でパーツ同士を接着しました。

平面を出すために、240番の紙やすりで合わせ目を削ります。

硬化前のレジンを小分けしておいて(硬化が進んでしまうので、使う量だけを小分けしておきます)

塗料用のスパチュラで合わせ目に塗ります。

大型の洗濯はさみで固定して

紫外線ライトを照射して硬化させます。10~20秒くらいでパーツ同士が固定されます。

洗濯ばさみが無い場合は輪ゴムでも代用することができます。(輪ゴムにレジンが付かないように注意)

大きなパーツも同様に未硬化のレジンを塗って貼り付けていきます。

全部貼り合わせてしまうと塗装や後の加工が面倒になるので、ある程度のブロックで貼り合わせておきます。

ブロック単位で仮組み

ある程度のブロックに貼り合わせたら、今度はプラモデル用のマスキングテープで本当の仮組みをしていきます。

バラバラのパーツの時よりは、かなり楽に組み立てることができます。

最後に船首にコムサイを取り付けて、仮組できました。

まとめ

大型パーツの仮組みは、組んでいる途中でパーツがポロポロ離れてしまうので、より粘着力のある工事用のマスキングテープの方が強度が出ます。剥がす時に粘着層がパーツに付いてしまうので注意が必要です。

合わせてみて、パーツの反りや曲がりが初めて分かる事もあるので仮組みは重要になってきます。

またパーツ数が多いと、組立てが大変になるので、ある程度のブロックに貼り合わせておくと楽になります。大きなパーツの貼り合わせは強度が必要になるので瞬間接着剤でも大丈夫ですが、未硬化のレジンとUVライトがあれば、より強力な接着をすることができます。

硬化する前であれば、位置合わせが何度でもできるのもレジンを使うメリットです。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、印刷したパーツを仮組みをしていきます。

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