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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(21日目)船首部分の組立て(中編)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。主砲取り付け部分を組み立てた前編の続き、時間の経過で割れしまったので、修正を行います。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

大型パーツの印刷

先回主砲を取り付ける船首の上側部分を組立てに続き、残りの部分を印刷していきます。

船底部分。

お椀のような形状なので、内部にサポート材を無数に配置してますが、自重に耐えられず若干歪んでしまいました(笑)

同じく、船底部分。かなりの長さなので2回に分けて印刷しています。こっちもお椀のような形状になるので、サポート材を多めに使用。

キレイにサポート材が剥がれたので記念写真(笑)こんな感じで配置しています。

ちなみに剥がす前の状態がこちら

続いて船首の上側。かなり巨大なパーツなので、こちらも左右に分割して印刷しました。

ザクを配置するとテニスコートのような広場ができてます(笑)

先に組み立てた部分を取り付けると、こんな感じ。

船主の横部分。後でこのパーツで苦労することになります。

大型で高さがあるので、5~6時間の印刷時間が必要です。左右分割にすると、ほぼ1日かがりで印刷になるので、船首部分だけでも2~3日を費やして印刷をしています。

小さなパーツも印刷

主砲再度にあるミサイルポッドの印刷。発射口の歪みを対策するためにサポート材を工夫して配置しています。

船底のスタビライザー部分。

船首の左右に配置されるダクト部分。

高さがないので、各パーツは2~3時間で印刷できますが、それでも印刷準備を入れると、1日がかりで印刷することになりました。

まとめ

大型パーツの印刷は、長時間の印刷を覚悟する必要があります。小さなパーツに分割する手段もありますが、パーツの合わせ目や反りなどを考えると、ある程度大きなパーツで印刷しておきたいところです。

あまり大きいパーツだと、自重に耐えられず脱落したりパーツが曲がってしまう可能性があるので、パーツの形状を見込んで、ある程度の場所で折り合いをつける必要があります。こればかりは印刷しないと分からない部分が多いので、無駄に時間と樹脂を消費してしまうことになります。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、印刷したパーツを仮組みをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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