一時期流行した格納庫のような雰囲気が出せる、組み立て式のコンテナー「ULTIMATE CONTAINER(アルティメットコンテナ)」を使って、1/144 スケールの格納庫風の撮影ブースを制作していきます。今回は100円ショップで購入したカラーボードで床面の基部を造成していきます。
アルティメット・コンテナ
100円ショップの「ダイソー」さんで購入できる組み立て式のコンテナ「アルティメット コンテナ」です。サイズはS、M、Lと種類がありますが、今回は一番大きなLサイズを2つ購入しました。値段はちょっと高めの1つ300円です。
カラーもグリーンとネイビーの2色がありますが、今回は塗装しやすいネイビーを選びました。側面のパネルがトラス構造のように肉抜きをしてあるので、格納庫の壁面に見えるとして、一時期格納庫風の表現をする手段として流行りました。
カラーボード 3P
今回はダイソーで手に入れた「カラーボード 3P」を適当なサイズにカットして使います。
様々なサイズや厚み、色などでバリエーションがありますが、今回はコンテナの底面に合わせて450×300で厚さ5ミリにしました。3枚入りなので最高15ミリの厚さにすることができます。
材質は発泡タイプのポリスチレン製なので、プラモデル用の接着剤は使えません。試しに流し込みタイプのタミヤセメントを塗ってみましたが、予想通り溶けました(笑)
別の使い方でダメージ表現などには使えるかもしれません。
非常に柔らかい素材なので厚みがあっても簡単に切れます。定規を当ててデザインナイフなどで簡単にカットすることができます。
角を面取りしてコンテナの底面に入れて床面の基部として使います。
今回は5ミリ厚を使いましたが、発泡タイプのポリスチレン製なので軽量ですが柔らかくて反ります。購入時から中心部を頂点にして曲がっているので精度は求められません。
基部として使うので、上に貼り付ける床パーツで反りは分からなくなってしまう気がしますが、反りが気になるようであれば、5ミリを2枚重ねにするか10ミリ厚などの厚みのあるボードをオススメします。
色の異なる平面な素材が入ると、コンテナが倉庫に見えてきます。
まとめ
今回は、格納庫風の撮影ブースにつかうコンテナの床を再現する部分の基部を100円ショップで入手できる「カラーボード」を使って造成してみました。軽くて柔らかい素材なので、簡単に加工することができて取り扱いが楽なのですが、反りなどが気になる場合には厚いタイプのボードである程度、平面を出すことができます。
またポリスチレン製の素材が多いので、プラモデル用の接着剤では溶けてしまう可能性があるので注意が必要です。
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