「DesignSpark Mechanical」を使っていて今まで知らなかったオプションですが、スライスソフトで読み込ませるためのSTL形式を出力する際に、高解像度にするオプションがあります。
DesignSpark Mechanical
商用でも無料で利用できる高機能な3DCADです。詳しい内容は別記事をご覧ください。
高解像度のSTLファイルをエクスポート
「DesignSpark Mechanical」の［DesignSpark オプション］画面の［解像度］オプションを利用して出力するSTLファイルの解像度が変更できます。
- ［名前を付けて保存］画面で［ファイルの種類］の一覧から［STL］を選択します。
- 表示された［オプション］をクリックします。
3.［DesignSparkオプション］画面で、［エクスポート｜解像度］のオプションから［細かい］または［カスタム］を選択します。
4.［カスタム］を選択した場合には必要に応じて［偏差］や［角度］のスライダーを操作して調整します。
5.［OK］をクリックして画面を閉じます。
出力されたSTL形式をスライスソフトで読み込むと滑らかなったモデルが表示されます。
例えば、曲面が多いモデルを［中間］と［細かい］の２通りで出力してみると
こんな感じで、読み込んだ3Dモデルに違いがあります。（画像の左が［中間］、右が［細かい］を設定して出力）
まとめ
「DesignSpark Mechanical」の［STL出力］時の［解像度］オプションを設定することで、スライスソフトで読み込んだ際に、曲面を滑らかにプリントできるようなデータを出力が可能です。
「DesignSpark Mechanical」で、曲面を出力した際に段差が少ないSTLファイルを出力したい人の参考になれば幸いです。
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