2024年05月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.91に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2024年05月にリリースされたバージョン1.90に関する別記事もご覧ください。
アクセサブルビュー
エディターへのホバー時に、アクセシブル ビューとアクセシビリティ ヘルプ メニューなどの情報を表示できるようになりました。
ホバーのフォーカスされた部分に応じて、フォーカスされた部分に関する情報、またはホバー コンテンツ全体に関する情報が表示されます。
ワークベンチのリンクの下線
ワークベンチで表示されるリンクに下線を付ける設定が追加されました。
[設定]画面で “accessibility.underlineLinks” を検索して有効にするとワークベンチに表示されるリンクに下線が追加されます。
プロファイル設定の統合画面
プロファイルの設定を一覧で操作できる画面がプレビュー機能として追加されました。
具体的には次の手順で行います。
1. [設定]画面で “workbench.experimental.enableNewProfileUI” を検索します。
2. 有効にすると[設定|プロファイル]メニューが追加されます。
2.[プロファイル]画面が表示され、プロファイルの追加や変更などが一覧で操作可能になります。
プレビュー的な機能なので、次回の更新で操作方法や画面が変更される可能性があります。
まとめ
Visual Studio Code 1.91で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回は、変更点が少ない更新でしたが「アクセサブルビュー」などの改良点の他に、実験的な機能として「プロファイル設定の統合画面」がありました。
他の機能や詳細な部分は、1.90のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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