FDM式の3Dプリンターとして利用している「Creality Ender-5 S1」のノズルを交換してみたので、その時の手順を備忘録的に投稿します。
6ミリのソケットレンチがあると便利
ノズルを交換する際にソケットレンチがあると作業が楽に進みます。
通常のスパナでも大丈夫ですが、交換時にノズルを加熱して行うのでソケットレンチを用意しておくと便利です。
Ender-5 S1のノズルの取り外しには6ミリのソケットが必要になります。
ノズル交換手順
実際には、次の手順でノズルを交換します。
1. ノズルを覆っているシリコン製のカバーを外します。(ノズルが予熱している場合には熱いので注意)
2. ノズル部分の予熱を行います。(予熱の温度は最後に使った樹脂によって異なりますが、ノズルに残っている樹脂が溶融する温度に設定します)
3. ソケットレンチをノズルに被せるようにして回します。ノズルを取り外している間にレンチも熱くなるので作業中は手袋などで火傷に備えます)
4. ノズルが外れます。
5. 交換するノズルをソケットレンチに入れて、取り外した手順の逆になるように取り付けていきます。
6. 最後にシリコン製のカバーを取り付けて作業終了。
結構汚れていたノズル
使い出して1年位ですが取り外したノズルは、このくらい汚れていました。
新品と比較すると、こんな感じ。
ノズルの選択にダメージがあると考えていましたが、一見したところ変形しているようには見えません。
汚れや残留している樹脂を取り除けば再利用できるかもしれません。
予熱した状態で交換をするのでスパナよりもソケットレンチを使うと、ノズルを直接触れることなく作業ができました。
まとめ
FDM式の3Dプリンター「Creality Ender-5 S1」のノズル交換をやってみました。
6ミリのソケットレンチがあれば、思ったよりも簡単にノズルを交換することが可能でした。
ノズル内の残留している樹脂が硬化しているので予熱しながらの作業になります。
そのため、スパナのような工具よりもソケットレンチの方が、熱せられたノズルを直接触らなくて済むので楽に作業ができます。
「Creality Ender-5 S1」のノズル交換について興味がある方の参考になれば幸いです。
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