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モバイルSuicaを退会してみた

ケータイのアプリが遂に対応しなくなった(SHA2のSSL以外通信できなくなった)ために、モバイルSuicaの退会手続きをしました。



もともと国営企業なので、そんなにサービスを期待する訳でも無いんですがホームページを見ていても非常に分かりにくいです。

モバイルSuicaとは、JR東日本が始めたICカードによる旅券(切符)の電子化サービスで、今では他のJRも同様のサービスが展開されています。私がSuicaを始めた時には、同時にJR東海で新幹線のチケット申し込みサービスも電子化され「IC-EX」という呼び名で、こちらも電子化が開始されました。

当時は、新幹線の改札ゲートはIC化されておらず切符を通す形で通過していましたがIC化されIC-EXカードをSuicaのようにゲートにかざすことで通過できるようになりました。

ここで問題になるのが、東京駅で在来線に乗り換える場合、IC-EXとSuicaを同時にかざす必要が生まれ、そこで登場したのが「モバイルSuica」でした。

当時最新のICカード(おサイフケータイと呼ばれていた)搭載のケータイ電話のICカードをEX-ICと関連付けして、ケータイ1つでゲートを通過できるというサービスです。

時が経過し、ケータイからスマホにしてついにレガシーな端末の切り捨ての時代が訪れた感じです。

切り捨てと言っても、SHA2通信ができなくなりチャージ(ICカードへの入金)が出来なくなっただけなので、Suicaとしては機能します。オートチャージを設定していれば、設定金額になればチャージはされます。

流石にチャージができないと不便なので、今回ケータイからスマホに乗せ換えることにしました。方法は2つあります。

【方法1】
ID再発行を行い、新しい端末で登録を行う。
メリット
・再発行後、すぐに新しい端末でサービス登録をすることができる。

デメリット
・ケータイ端末からでは出来ないので問い合わせ窓口に連絡する必要がある。
・再発行手数料(500円程度)が必要になる。

【方法2】
退会手続きを行い、後日新しいIDを取得して新しい端末でサービス登録を行う。

メリット
・PC用の会員ページで退会することができる。

デメリット
・退会後、再入会までに最大2日を期間を空ける必要がある。
・入金額がある場合には、払い戻し手数料(220円)が必要になる。
(払い戻しが無い場合には手数料は0円)

お正月で時間があるので、方法2を選択して一旦退会し再入会の手順で新しい端末への移行をしてみようと思い、退会してみました。退会時に「JR東海のエクスプレス予約も退会になる」という、また分かりにくい注意書きも目にしましたが、とにかく退会してみました。

退会方法

1. 端末に残額がある場合、Suicaが使えるサービスやお店で残額を0円にする。
(残額があると、払戻手数料を支払う場合があります)
2. ホームページにログインして、会員メニューから[退会]を選択する。
3. 通知用のメールアドレスや払い戻し処理の方法など選択する。
4. [退会]ボタンを選択する。

非常にあっけない手順ですが、退会することができました。次は再入会です。

「モバイルSuicaを退会してみた」への2件のフィードバック

  1. 情報ありがとうございます。
    日本語よく分からなくて間違えて押して退会したんです。なんとかできなかったんです。定期券だったんですが..退会した後に再入会したいんですがどうすればいいのか全然わからないんです 24時間後にまたApple Payで登録すればいいんですか?

    1. コメントありがとうございます。既に退会されているみたいですので、再入会するしかないと思います。ホームページに記載されていますが携帯情報端末からの退会の場合:退会完了の翌日以降4:00~2:00、パソコンからの退会の場合:退会完了の翌日 7:00以降~2:00と書いてあるので、記載の時間以降であれば再入会できます。

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