中古で購入したThinkPad X260のキーボードを購入したパーツ「英語キーボード for Lenovo Thinkpad X230s X240 X240S X250 X260 X270 01EP024」に交換してみました。かなりの手順が必要なので備忘録のために投稿します。
修理交換用 英語キーボード
ThinkPad関連の部品は修理交換用パーツということでAmazonで検索して購入まですることができるので、ThinkPadのメンテナンス性は高いです。
今回は「英語キーボード for Lenovo Thinkpad X230s X240 X240S X250 X260 X270 01EP024」を使います。
マーケットプレイスで出品されている品物が多いので、値段は変わりますがThinkPad Xシリーズ用の英語キーボードの場合は、バックライト無しで4000円~5000円、バックライト有りで5000円~6000円が相場のようです。
パーツの外観や梱包については、別記事をご覧ください。
大半の商品が、中国からの発送になるので中には粗悪品も紛れているので購入する際はレビューなどを頼りにして、後は神様に祈りましょう(笑)
元に戻せなくなる前の準備
ノートパソコンの場合、使われているネジが小さくて失くしやすいので「元に戻したら、1本余ってしまった」ということになる前に、写真を撮って印刷した紙の上にネジを並べていくと、後から戻す場合に分かりやすくなります。
こんな感じで、裏蓋を外した状態で、スマホでもデジカメでもいいので1枚撮って印刷した紙に、取り外したネジを置いていきます。
後からネジの位置が分かりやすくなるのと、配線がどうやって収納されていたのかを、後から確認することができるので、自分で交換などの作業をするのであれば準備しておくと、後から悲劇が起こりにくくなります。
キーボード交換
早速交換していきます。今回はUSキーボードに交換しますが、日本語キーボードでも手順は同じです。
作業をする前に、BIOSから内蔵バッテリーへの給電停止を行っておきます。詳しい作業手順は別記事をご覧ください。
1. BIOS上で給電を停止していますが、内蔵バッテリーのケーブルを取り外しておきます。
2. マザーボードを取り外すのに邪魔なので、3か所のネジを外してバッテリーを取り外します。
3. メモリスロット近くのネジを外します。
4. CPUクーラー近くのネジを外します。
5. ストレージ近くのネジを外します。
6. ドック用端子近くのネジは、保護用パーツで隠れているので注意して外します。
7. こんな感じでケーブル保護用のパーツを先に外してからネジを緩めます。
8. すべてのネジの位置関係は、こんな感じになっています。
9. キーボードと本体を接続するフラットケーブルを引き抜くように外します。
10. 内側に隠れているフラットケーブルも外します。こちらは黒いパーツを跳ね上げるようにして外します。
11. トラックポイント用のケーブルも外します。こちらも黒いパーツを跳ね上げるようにして外します。
12. CPU付近の4つのネジを外してから、マザーボードから出ている小さなフラットケーブルを注意して外し、CPUクーラーを取り外します。
13. CPUクーラー付近のケーブルをマザーボード下の白い樹脂パーツから外します。
14. マザーボードを取り外して、白い樹脂パーツが見えるようになります。
ここまで来たら、後一息です。記事が長くなるので、今回はここまでにします。次回はキーボードを取り外す作業に入ります。
まとめ
中古で購入したノートパソコンの場合、キーボードの擦れやテカリなどが気になります。使い込まれている場合、キートップが削れていたり、特定のキーの反応が悪くなっているケースもあります。
ThinkPad シリーズなどは、Amazonなどで交換パーツの入手性も高いので、他のメーカー製のノートパソコンよりも、カスタマイズ性が高く、個人的には気に入っています。
底面のネジを外すことで内部に簡単にアクセスできるので交換作業などの保守性も高いので、自分でパーツのアップグレード作業ができる方には最適なノートパソコンだと思います。
次回は、キーボードの取り外し作業について後編になります。
ThinkPadの英語キーボードの交換に困っている人の参考になれば幸いです。
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