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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(6日目)艦橋接続部の印刷

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は艦橋と機関部を接続する部分の再印刷をしました。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

機関接続部の印刷

今回は船後方の左右にある機関部(推進エンジン)と艦橋を繋ぐ部分を印刷していきます。言葉で説明すると難しいですが、ムサイの設計図で表すと、赤丸で囲んだ部分。

今回の3Dモデルは「DesignSpark Mechanical」という3D CADソフトを使ってモデルデータを作成しました。3D CADに興味がある方は公式ホームページをご覧ください。

今回、初めて使ってみましたが操作が直感的で素晴らしいソフトでした。ワルキューレのは、3~4日日くらいで図面データを起こすことができました。

大型の造形物はサポート材の強化が必要

印刷設定を変更して露光時間を長くして上昇速度を抑えたのでプレートから脱落することはなくなりましたが、今回は途中で一部分がちぎれてしまいました。

どうやら、サポート材から造形物が取れてしまい、フィルム側に貼りついてしまったのが原因のようです。

対策のために、スライスソフトで脱落してしまった部分のサポート材を増やして再印刷してみます。

印刷の向きも重要

初回は縦に並べて、左右の2枚を同時に印刷したので7時間くらい時間がかかりましたが、今回は横に1枚なので横にして印刷して2時間くらいで印刷することができます。

3Dプリントは高さがあると、その分時間を要するので配置はすごく重要です。

2枚を縦に並べて7時間で、横にすると2時間。2枚を印刷するのにどちらが短時間か分かります。

反対に今回のように表面積を上げることになるので、脱落するリスクも上がるので、その辺も加味する必要があります。

結構、いろんなことを考える必要があるので、設計よりも印刷する方が気を使います。

まとめ

大型パーツを印刷する場合には、サポート材の配置や量、印刷の向きなど気を使うことが沢山あります。

特に、サポート材もスライスソフトのおススメに頼らずに角になる部分に密集させることで脱落を防止できるので、多めに追加しておくのがおススメです。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回も、機関部の翼部分を印刷していきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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