光造形3Dプリンター(ELEGOO MARS PRO)のレジンタンクに入れる量と成型品の影響について備忘録的な投稿です。
レジンをケチると成型失敗リスクが上がる
1,000gで3,000~4,000円するので、そんなに安い買い物ではないので、なるべく使う量をレジンタンクに入れたくなりますが、レジンをケチると失敗するリスクが上がります。
実際にレジンタンクに入れたレジンの量と造形物への影響は、こんな感じになります。
左がレジンタンクに入れたレジン量を少な目(液面がフィルムから1~2ミリ程度)で印刷した結果で、右が適量(液面がフィルムから8ミリ程度)で印刷した結果です。
全然違いますよね。上の写真だと左側が光って分かりにくいかもしれないので裏面は、こうなっています。
中空になっている裏側の面にクラックが入ってしまっています。恐らく液面が低いので硬化に問題が発生していたと考えられます。
別の角度から見ると、こんな感じ。
中空の裏側が割れてしまった影響か、表側にも割れ目が発生してしまいました。
せっかく時間をかけて造形したのに、こうなると悲しくなります。
同じように、写真では分かり辛いですが少ない(レジンタンクに対して液面が低い状態)レジン状態で印刷した左の造形物には横線が目立ちます。
同様に裏面を見てみると、やっぱり中空の裏側が割れてしまっていることが分かります。
まとめ
印刷の途中でレジンの液面が気になった時に「まだ大丈夫かな?」
と思った時は、迷わずレジンを追加しましょう。
せっかくの造形物が最後で失敗するリスクを高めてしまうので、ケチらずレジンをタンクに適度な液量を保ちます。
使用済のレジンでも、濾過すれば再利用することはできるので、勿体無いとか考えずに適度な液面を保つことは、キレイな造形物に繋がるのでケチらずにレジンを使うことをおススメします。
ELEGOO MARS PRO でレジンタンクのレジン量で悩んでいる人の参考になれば幸いです。
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