光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は先回まで印刷した艦橋周りのパーツを組み立てていきます。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
艦橋上部の仮組み
艦橋を取り付けるためのベース部分をマスキングテープで仮組していきます。
接着する予定の部分は印刷直後ではクリアランスが無いので荒目の紙ヤスリ(240番くらい)で平面を出しておきます。
第三と第二艦橋の仮止めして位置関係を確認します。
第一艦橋もマスキングテープで仮止めしたら、艦橋上部の完成。ようやく戦艦らしくなってきました。
艦橋下部の仮組み
ワルキューレの艦橋部分は円形状のダクト部分を挟むような形で上下の2層で構成されているので、下側部分を組み立てます。デザイン図だと下の赤い丸の部分。
とりあえずプラモデルと同様にマスキングテープで仮組みを行います。分割したパーツをテープで固定していきます。
完成した造形物を固定するためのポールを取り付けるための場所を決めています。恐らく重心的に、第一艦橋の真下に設置できるようにあたりを付けます。
重量的に、プラ棒では無理な感じなので金属パイプで固定することにしました。ベースをアクションベースでも流用できるように6ミリ経のアルミか真鍮のパイプにする予定です。
上下の仮組みしたパーツを合わせて艦橋部分の仮組み終了。
スケール感を確認
仮組みしたワルキューレの艦橋部分です。接着は後でするのでマスキングテープレベルですが、パーツを固定して位置関係をチェックします。
後方から見た構図。若干第一艦橋の位置が前気味で、後ろが開いてしまっていますが前から見た時に、威圧感があるので、とりあえずこの位置関係で進めます。
前から見るとこんな感じ。カッコイイ艦橋周りになっていると思います。
まとめ
艦橋部分は細かなパーツが密集しているので、仮組みして位置関係を確認していきます。
3D CADのデザイン段階では見えない後ろ側や分割したパーツの合わせ目など実際の造形物で確認する必要があるので、仮組みは重要です。
キット化されたプラモデルと違って、ピンやダボは無いので多少の位置関係は変更することができるので、いろんな角度から眺めて確認しておきます。
後で成形するのは面倒なので、できるだけ仮組みの段階で修正する箇所を見つけて修正しておくことが肝心です。
成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。
次回は、主砲部分の周りを印刷と仮組みをしていきます。
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。