3Dプリンターでパーツを造形して映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作していきます。今回は、劇中でハサウェイが乗り込んだ際に使用された搭乗ハッチ部分の造形を進めていきます。
貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)
映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。
映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。
今回は、この巨大な筒形状モデルのデザインを行いました。
今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。
ハッチ取り付け部分の造形
先回、スライサーソフトで45度の角度を付けて配置したデータを光造形式の3Dプリンターで試作造形を行いました。
結果がこちら。
全体的に上手くは出来ていますが、三か所の「手すり」部分の隙間が埋まってしまいました。
「手すり」部分がキチンと造形できるように別パーツに修正。
スライサーソフトで配置する角度も30度に変更して再度造形。
別パーツにしたパーツを仮組み。
拡大すると、こんな感じ。組立の手間がかかりますが、やっぱり別パーツにした方が造形時にいろいろ悩まなくて済みます。
ハッチ部分は、細かな造形が多いので光造形式の3Dプリンターを使うと決めていたので、かなり細かな部分まで作りこんでいきます。
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搭乗ハッチの造形
搭乗ハッチのパーツも開閉用のレバー部分が試作造形時に埋まってしまい、失敗。
こちらも、別パーツになるようにデータを修正。
さすがに可動式にはできませんが、できるだけモールドは付けておきたくて再トライ。
配置する角度を30度にして、再造形したのがこんな感じ。なんとか窪みを造形できました。
小さなパーツで造形できるか心配しましたが分割したレバー部分も、なんとか造形。
配置する角度とか、パーツの分割具合で出来栄えが変わってしまうのも3D造形なので、失敗を糧に学ぶところが多いです。
ここまで出来たので、組付けの記事は後日。
まとめ
今回は、映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作するため、搭乗ハッチの部分をデザインを行いました。
造形してみると、隙間が埋まってしまったり、窪みが浅かったりデータ通りには再現できない部分もあります。
パーツを分割したり配置する角度を工夫して造形できる状況を探していくのも3Dプリンターで造形する楽しみだったりします。
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