3Dプリンターでパーツを造形して映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作していきます。今回は修正した床面の再造形を進めました。
貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)
映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。
映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。
今回は、この巨大な筒形状モデルの内部にある操縦席部分のパーツをデザイン(設計)の続きを行いました。
今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。
ひたすら積層跡を消す
3Dプリントした「ペーパーホルダー」で積層跡を削って消していきます。
造形した床面のパーツを、120番の粗目ペーパーで表面を削っていきます。力を入れずに表面を荒らす感じに意識するとキレイに仕上がります。
すべての範囲の積層跡を消そうとすると、余計な部分を削り過ぎてしまうので、目立つところが平らになったら、後はサーフェイサーで埋めてから再度削ります。
せっかく造形したパーツを削り過ぎてしまうリスクを減らせます。
パーツがビルドプレートと接していた部分も、密着性を確保するために少し横にはみ出しているので、少し削ります。
天板部分のパーツの位置決めのために造形した穴も変形して、小さく造形されているので、ドリル刃でなぞって、寸法を出しておきます。
パーツからはみ出した部分を削って組み合わせると、こんな感じ。合わせ目もピッタリくるので、気持ち良く眺めることができます。
ヤスリで削り倒したパーツを組み合わせて、8セット完成。予想より疲れました。
中央部分のパーツも積層跡を削った後にドリル刃で開口部分を補正。
2ミリのプラ棒がスムーズに入るくらい、ドリル刃で穴を広げます。
1.5ミリくらいが出るようにプラ棒をカットしてダボ部分の完成。これを、23回繰り返します。
さすがにヤスリ掛けで握力が無くなってきたので、今日の作業はここまで中央部分の天板は次回に持ち越し。
まとめ
今回は、映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)の床面を造形したパーツの積層跡を消すために、サンドペーパーでひたすら削り倒しました。
先回、3Dプリンターで造形した「ペーパーホルダー」の使い勝手が意外によく、作業の効率化ができました。
広い範囲の平面を出すためには、手の感覚に頼るより台木など平らな面を出すためのツールが不可欠です。
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