2023年9月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.84に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2023年8月にリリースされたバージョン1.83に関する別記事もご覧ください。
アクティビティーバーの表示位置
ファイルや、拡張機能などのショートカットボタンを表示する[アクティビティーバー]の表示位置を変更する機能が追加されました。
表示されている[アクティビティーバー]を右クリックして表示されるポップアップメニューの[Activity Bar Position]で[Side|Top|Hidden]から選択できます。
[Activity Bar Position|Top]を選択した場合は表示されているカテゴリー部分の上に[アクティビティーバー]が表示されます。
[Activity Bar Position|Hidden]を選択すると非表示になるため[表示|外観|Activity Bar Position]メニューで位置を選択できます。
編集タブの表示
複数ファイルを編集する際の表示方式が選択できるようになりました。
既定値ではマルチタブ表示になっています。
ファイル編集画面のタブ部分を右クリックして表示されたポップアップメニューの[Tab Bar]を選択して[Multiple Tabs|Single Tab|Hide]から選択します。
[Tab Bar|Single Tab]を選択すると、編集中のファイルが単一タブで表示されます。
[Tab Bar|Hidden]を選択した場合はタブが表示されません。(元に戻すには[表示|外観|Tab Bar]メニューから変更します)
[設定]検索時の関連設定表示
設定画面でキーワードで検索した場合に、関連する項目が表示されるようになりました。
今はまだ実装途中段階であり、日本語で検索した場合に表示される候補が微妙ですが今後に段階的に更新されていくようです。
まとめ
Visual Studio Code 1.84で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回は、編集画面のタブ表示や[アクティビティーバー]の表示位置を変更するオプションが追加されていました。
他の機能や詳細な部分は、1.84のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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