MIDIプログラミングをする際に遭遇した、C#のエラーメッセージの対処方法について備忘録的に投稿しています。今回は「SDK1135: SupportedOSPlatformVersion ….をTargetPlatformVersion … より高くすることはできません」の場合。
高くすることはできません？
よくよく見ると、中途半端な日本語でエラー出力がされていますが要するにプロジェクトで対象にしているプラットフォームと、ライブラリでサポートしているプラットフォームのバージョンに差異があるという話です。
NuGetなどの外部ライブラリを追加した後などに遭遇するエラーなので、そもそもライブラリが対応していないケースが多いので下で紹介する方法で対処しても使えないケースも多いので注意してください。
具体的には次の手順で行います。
1.［ソリューション エクスプローラー］画面で、プロジェクトをマウスの右ボタンでクリックして表示されたポップアップメニューから［プロパティ］を選択します。
2. 表示された画面の左側から［アプリケーション｜全体］を選択します。
3. 右側に表示された［ターゲット OS バージョン］と［サポートされている OS バージョン］がそれぞれ［TargetPlatformVersion］と［SupportedOSPlatformVersion］のようです。
4. エラーの内容のように［ターゲット OS バージョン］と［サポートされている OS バージョン］が “高く” ならないように一覧から選択します。
他に読み込んでいる外部ライブラリや、利用する.NET フレームワークへの影響もあるので変更後に別の問題が発生する可能性もあります。
あくまでエラーメッセージを回避する方法なので注意してください。
再度ビルド操作をして、エラーが表示されなければ回避できています。
まとめ
今回は短い記事ですが、Visual StudioのC#でNuGetなどの外部ライブラリを追加後に、「SDK1135: SupportedOSPlatformVersionをTargetPlatformVersionより高くすることはできません」が表示された際の対処法について書きました。
エラーの内容的には直前で追加したライブラリがサポートしているプラットフォーム（オペレーティングシステム）とプロジェクトがターゲットに設定しているプラットフォームのバージョンに差異が原因です。
［プロジェクトのプロパティ］画面でバージョンを変更することでエラーを回避することができます。
「SDK1135: SupportedOSPlatformVersionをTargetPlatformVersionより高くすることはできません」エラーで困っている人の参考になれば幸いです。
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