ザクヘッドを手にした時に、いつかは出ると考えていたグフヘッド。3Dプリンターを使って改造パーツを造形して「マ・クベ専用グフ」が制作できたので、量産型グフを製作する2日目。今回はモノアイレールのサイド部分に新規パーツを造形していきます。
モノアイレール部分の新規デザイン
先回、データを再利用して造形したパーツを使って量産型グフを製作していきます。
3Dプリントで現物合わせでパーツを作る工程を紹介します。
現物合わせをするパーツをなるべく真上から撮影します。その際にサイズを合わせるために方眼紙やカッターマットの枠線などを映り込ませておきます。
撮影したデータを3D CADソフトに取り込みます。私はDesignSpark Mechanicalを使っています。
映り込ませた寸法を確認しながら写真を拡大、縮小して、3D CADの方眼線を合わせるように調整します。
サイズを合わせたら写真のパーツに合わせてパーツのアウトラインを引いていきます。
パーツに合わせてラインが引けるのでパーツに合わせて曲線や曲面を作る場合には、かなり有効な方法です。
アウトラインが引けたら、3Dオブジェクトを作成していきます。
奥行きはパーツから採寸したサイズで作成していきます。
今回は簡単な形なので、あっと言う間にデザインできました。
ヘッドパーツに固定する面を追加してパーツの設計終了。
試作造形
モールドの具合やサイズ感を確認するために、とりあえず試作をします。このくらいのサイズでもサポート材を付けたりすると印刷に1時間くらいはかかるので、考えているよりも、とりあえずプリントしてみることをおススメします。
小さなモールドですが、うまく造形できてくれました。
パーツに仮ハメして、サイズ感を確認。
奥行きや、固定用の面部分も試作品ながら、今回は結構イケてるパーツができました。
サポート材から切り出して、ヘッドパーツに組付け。グフやグフカスタムって、ザクと違ってモノアイレールの最後が斜めに切れて、こんな感じだったと思います。
ザク用ですが、アンテナブレードを取り付けて仮組み。グフフライトカスタムもこんな感じのアンテナだったような…
まとめ
今回は、短い記事ですがマ・クベ専用機向けにデザインしたパーツを使って量産型グフに改造するために、新規でモノアイレールの終端部分に取り付けるパーツの設計と造形を行いました。
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