2×4の端材を利用してラブリコ(ディアウォール)のような転倒防止に利用する突っ張り棒を自作してみました。
ラブリコ(LABRICO)形状の突っ張り棒を工作
とりあえず書いてみた設計図が、こんな感じ。(設計図のグレー部分はM10のボルトとナット、ワッシャーです)
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-13.jpg)
2×4材の他にはM10のボルトとナット、ワッシャー、後は滑り止めシートのみ。
工作した時に使った工具は
- 丸ノコ(ノコギリでも可能)
- 18ミリのボアビット
- 2ミリのドリル刃(下穴用)
- 10ミリのドリル刃
丸ノコを使って、2×4材をカット。細かな寸法は、後で調整できるので利用する部分から3~4センチ短い長さで切り出せば大丈夫です。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-01.jpg)
断面に対角線を引いて、交差した部分にドリルで穴を開けていきます。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-02.jpg)
まずは長さ30ミリにカットした材料に1~2ミリのドリル刃で下穴を作成。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-03.jpg)
その後に18ミリのボアビットで、8~10ミリの深さで彫ります。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-04.jpg)
M10のボルト頭が隠れるように押し込んで半分完成。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-07.jpg)
同様に長さ80ミリでカットした材料も10ミリのドリル刃で30ミリくらいの深さで穴を開けます。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-05.jpg)
この時垂直にドリルの刃が進むようにガイドがあると便利です。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-06.jpg)
こんな感じで、M10ボルトが入る形です。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-08.jpg)
ワッシャーとナットを入れてボルトを穴に通します。(ナットを回すことでボルトが上下に動いて高さを調整します)
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-09.jpg)
最初に作った30ミリの材料をボルト頭に被せます。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-10.jpg)
最後に上下に両面テープでカットした滑り止めシートを貼り付けて完成。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-11.jpg)
こんな感じで、ラブリコ形状の転倒防止突っ張り棒として使えます。
長い2×4を使う場合には強度が心配ですが、短い長さで揺れ防止や転倒防止用の突っ張り棒くらいの強度であれば十分使えました。
![](https://blog.janjan.net/wp/wp-content/uploads/2023/09/diy-self-made-labrico-12.jpg)
まとめ
今回は、家具の転倒防止などで利用できるラブリコ形状の突っ張り棒を自作してみました。
2×4材とボルト、ナットがあれば、簡単な工作で高さを調整できる形状で突っ張り棒が完成します。
ラブリコのような形状で突っ張り棒が自作したい方の参考になれば幸いです。
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