ハードオフのジャンク品コーナーで見つけたバッファロー LinkStationに、Raspberry Piを載せてNASとして改造作業の続きです。
ジャンク品のNASにRaspberry Pi 4を格納
先回、HDDを載せる場所にRaspberry Piの基盤を載せるパーツを3Dプリントして、作業をした続きです。詳細は別記事をご覧ください。
試行錯誤して、ようやくHDDのネジ位置でRaspiberry Piの基盤を固定できたのですが、問題になったのが電源とHDMI端子でした。
USBやネットワークの端子を後方に向けて固定すると、電源端子は90度左を向くので、コードが窮屈になってしまいます。
USBはL字を使うとして、映像出力用のHDMI端子はL字が用意できないので、結局この配置には課題が残ってしまう結果になりました。
SSHなどでリモートで操作するので映像端子は通常時には問題ないのですが、起動しなくなった時など緊急事態には必要になります。
基板を固定する位置を変更
LinkStationの左側には、元々メインの基板が固定されていた隙間とネジ穴があるので、HDDベイは諦めて、左側の隙間に固定するように変更しました。
ネジ間隔を原物合わせて設計を変更。
早速試作品を造形。小さなパーツを組み立てるように設計したので、1時間程度で造形できました。
造形したプロトタイプのパーツで、仮固定。このくらいの間があればケーブルを曲げて装着ができます。
Raspberryの基盤が固定できたので、USBハブが搭載できれば、4つのHDDを収めて運用できるようになりました。
とりあえず、今回の作業はここまでにしておきます。
次回は、HDDの接続と冷却用のファンを設置していきます。
まとめ
今回はジャンク品で見つけた、LinkStationをケース替わりとして改造している途中経過を書いてみました。
そもそも隙間が狭いので、基盤を固定するパーツを設計するのに苦労しましたが、何とか、基盤の固定ができました。
当初は、HDDベイに固定する予定でしたが試作してみると、電源やHDMI端子にケーブルを入れるスペースが取れませんでした。
結局、元々の基盤が固定されていた場所に位置を変更して、とりあえずRaspberry Piの基盤を固定しました。
Raspberry Piを使ってNASを作る場合の見映えが気になる方の参考になれば幸いです。
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