2020年10月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.51に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2020年9月にリリースされたバージョン1.50 に関する別記事もご覧ください。
ピン留めタブのアイコンを常時表示
タブ表示される複数のファイルでピン留め操作をしたタブに表示される”ピン”アイコンが常時表示されるようになりました。
以前はタブにマウスカーソルを合わせた際に、”ピン”アイコンが表示されていましたが、タブが非アクティブになってもアイコンが表示されたままになります。
サジェストウィンドウのリサイズ
IntelliSense使用時に候補として表示されるウィンドウをマウスでリサイズすることができるようになりました。
候補として表示される部分にマウスカーソルを合わせるとアイコンが変更されます。そのままドラッグ操作でサジェストが表示されているウィンドウのサイズ変更をすることができます。
サジェスト一覧へのステータスバー表示
IntelliSenseで表示される候補パネルの最下部にステータスバーを表示して操作をすることができるようになりました。
“editor.suggest.showStatusBar” で設定を確認、変更することができます。
[候補ウィジェットの下部にあるステータス バーの表示を制御します]を有効にすると、サジェスト表示画面の下部にステータスバーが表示されるようになります。
ステータスバーには行うことができる操作が表示され、マウスで選択することができます。
まとめ
今回も、細かな部分で使い勝手が改良されていました。
特にピン留めしたタブは非アクティブになると、通常タブと見分けがつかない状態だったので、常時表示されるようになったのは使い勝手が良くなりました。
その他にも、今回はIntelliSenseの利用時に表示される候補画面(サジェスト)のリサイズやステータスバー表示などの機能が追加されています。
他の機能や詳細な部分は、1.51のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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