SeriaのシリコーンゴムとDaisoのUVレジンを使って、無くしてしまったガンプラのパーツ複製を試してみました。
小さなパーツなら簡単に複製可能
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今回は、遊んでいる間にどっかに紛失してしまったRG MS-06R-2 ジョニーライデン 高機動型ザクの胸パーツの一部分を複製してみます。
これくらいの小さなパーツであれば、粘度の高いシリコーンゴム(ねんど)を使っても、隙間も生まれずに結構簡単に複製を作ることが出来ます。
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同じく100均のUVレジン(今回はダイソーのUVレジン速乾タイプ)を使ってパーツの複製を行うことが出来ました。
型取り用シリコーンゴム
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粘土用のクラフトパーツを複製するための製品ですが、プラモデル用としても十分使えます。100円ショップのSeria(セリア)で手に入ります。
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商品内容は、説明書と2つの粘土(みたいなシリコン樹脂と硬化剤)のみです。説明書には、常温では4分くらいから硬化が始まり、30分くらいで原型を取り外すことができる記載があります。
型取り開始
同じ部品で出来ている量産型ザクのパーツを取り外して、原型として使います。
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今回は少量しか使わないので、シリコーンゴムが入っている袋の端を切り少し取り出します。エポキシ樹脂のように硬化剤と混ぜ合わせて使うので残ったシリコン剤は、袋に入れておけば、しばらく保存ができる(はず)です。
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目分量ですが、同量を出します。
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残ったシリコン剤は、ジップ付きの袋に入れて保存しておきます。
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ゴム手袋をして、グニグニ混ぜ合わせます。
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均等に同じ色になるまで手早く混ぜ合わせたら、団子にしておきます。
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原型とするパーツを隙間が生まれないように押し当てます。
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とりあえず反面の型取りを行うので、半分くらい沈みこませたら30分くらい放置して硬化を待ちます。
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硬化の具合を確認して、パーツを取り外します。
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同じように、同量のシリコーン剤を取り出し、良く練っておきます。
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先ほどのパーツを埋め込んだシリコーンゴムに乗せて、残りの半分に隙間なく型取りを行います。
後で戻せるように上下のシリコンにペイントマーカーなどで、目印をつけておきます。
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原型と取り外したら、シリコーンゴムを使った型取りが完成します。
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UVレジンの流し込み
ダイソーで購入した「UVレジン 速乾タイプ ハード」を取り出し、出来上がった型に「スパチュラ」や「つまようじ」を使って隙間なく入れます。
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UVに反応して硬化が始まるので、注型は手早く行います。
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注型したレジンの上からUVライトを照射します。
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ダイソーに売っていた、「マジックライトペン」を使ってもUVレジンを硬化させることができます。
バリ取りと研磨
型から取り出したばかりのレジンはバリなどが付いているのでヤスリを使って形を整えます。
小さなパーツを使うときには、台座を使うと便利なので「シャーペンの芯」の容器に両面テープを貼り付けて、出来上がったレジンパーツの裏面を上にして貼り付けて、800番くらいの紙やすりの上をスライドさせて均一になるように削ります。
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その後にUVレジンを塗り、2つのパーツを重ね合わせます。
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UVライトを照射して、レジンを硬化させます。
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原型(右側)を見ながら、ヤスリで余分な部分を削ります。
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若干モールドが甘い部分がありますが、裏面で見えなくなってしまう部分なので気になりません。
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仕上げに、もう一度UVライトで硬化を行ってパーツを完成させます。
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複製したレジンパーツを取り付けると、こんな感じになります。写真では分かりにくいですが、浅いですがモールドも複製できているので、結構いい仕上がりになりました。後は色を塗って完成です。
まとめ
ダイソー(Daiso)やセリア(Seria)で購入できる型取り用のシリコーンゴムやUVレジンを使って、プラモデルのパーツ補修を行うことが出来ました。
プラモデル専用のレジンキャストやシリコンも販売されていますが、小さなパーツであまり精度を求めないようであれば100均のUVレジンやシリコン剤で十分です。
UVライトを照射する関係で、型割りで作るようなレジンパーツは難しいですが上下で作って貼り合わせる段取りであれば、十分なクオリティでレジンで複製ができました。
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