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バックパック組立て [HG シナンジュ スタイン ナラティブ Ver.]15

公開中の映画「機動戦士ガンダム ナラティブ」に登場する機体「シナンジュ スタイン ナラティブ バージョン」の製作日記です。今回はスラスタータンクとバーニアの塗分けとバックアップの組立てです。

機動戦士ガンダム ナラティブ

公開日に見に行った映画ですが、基本的には「機動戦士ガンダム UC」(ユニコーンガンダムが活躍するアニメ)の終了後の世界が描かれています。

映画の感想(ネタバレなしです)はFilmarksに記録してあります。 個人的には、「フロンタル」は「シャア・アズナブル」だったのかという疑問が更に謎になってしまう映画のストーリーになってます。

映画に登場する白いシナンジュ(スタイン)が袖付きとしてキット化されたのが、「1/144 MSN-06S SINANJU STEIN NARRATIVE Ver.」です。

設定では、ネオジオンによって強奪された地球連邦軍の実験用モビルスーツで「機動戦士ガンダムUC」に登場するシナンジュ(シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル搭乗機)の元となった機体です。

実は盗まれた機体は2機あり、フルフロンタル向けに換装されなかった機体が、この白いシナンジュスタインとして袖付きとして登場しています。

搭乗するのは「ゾルタン・アッカネン」という強化人間であり、コロニー内で発砲したり、シナンジュと共に、かなりの悪役キャラとして登場します。

スラスタータンクパーツの塗分け

UCガンダムに登場したシナンジュと同様に背面のバックパックに取り付けられている、推進剤タンクの塗分けを行っていきます。

形状は円柱状ですが、塗分け部分は直線部分で構成されているので、先回行ったマスキングテープを使った塗分けと同じ手順で塗装を行っていきます。

キットの作例から濃い目のグレーなので

スカイグレイ(XF-19):10

で塗ります。今回は調色が無いので気楽に塗れます。まずは、マスキングテープを貼ります。写真を撮るのを忘れました。(笑)塗分ける四角柱の部分の左右を一周ぐるりとテープを巻き付けた後に、細切りにしたテープを貼り付けます。

余分なところに塗料が付着しないように、コピー用紙で覆ってエアブラシでスカイグレイを吹き付け塗装を行います。

十分に乾燥させた後で、白い塗膜を剥がさないように慎重にテープを剥がしていきます。

ピンセットを使うと、テープの端がつかみやすく剥がしやすいですが、塗膜に傷を付けることもあるので、慎重に剥がしていきます。

塗分ける部分が直線部分なので、色分けの境界が決まるとカッコ良く仕上がります。

左右2本の塗分けが完成しました。素組みでは味わえないカッコ良さです。

設定では、グレーと赤の横線が入ります。今回はキットに付属していたホイルシールを使いました。同じように、マステで塗分けることも出来そうですが、エアブラシの掃除が面倒臭くなって、今回は妥協しました。(笑)

左右のスラスタータンクの完成です。中央のスジを境界にして別パーツになっているので、微妙に白色を変更しています。(写真では分かりにくい)

バックパックの組立て

推進剤タンクを取り付けるバックパックを組立てていきます。デザイン画では、バーニア部分が赤色で指定されているので、設定通りに赤色で塗ります。塗装面積が少ないので、エアブラシは使わずに筆塗りにしました。

先回の脚部スラスターの塗分け同様に、タミヤのアクリルカラー「フラットレッド」を使っています。

バーニア部分を取り付けるダボを赤色に塗ります。

バーニア部分は、発色が良くなるように一度白色で塗り乾燥後に赤色を重ね塗りしています。乾燥後に1500番くらいのペーパーがけをすれば綺麗に境界面が出せるので、多少はみ出しても気にせず塗ります。

艶消しカラーは、(筆塗りの場合特に)塗った直後と乾燥後で雰囲気が変わるので、少し塗っては乾燥させて状態を見ながら塗っていくと失敗するリスクが減ります。

十分に乾燥させた後に、1500番くらいの紙やすり(あまり番手が低いと全部削ってしまいます)で軽くはみ出した塗料を削り境界面が直線になるように調整をします。

先回スミ入れした白色部分の剥げ感と艶消しの赤色が、使い込まれた金属感を出してくれています。(自慢)

外装パーツ、推進剤タンクと自作のシイタケディティールパーツを接着して、バックパック部分の組立完成です。

シナンジュ・スタインで唯一、いろんな色が組み合わさっている部分なので素組みよりも、塗装することで、情報量が増えてカッコ良く仕上げることができます。

まとめ

差し色的な赤色でバーニア内部を塗装することで、キット全体の印象が変わります。

直線部分を塗分けは、マスキングテープがあれば簡単に行うことができるので、挑戦してみて欲しいです。

次回は、本体部分の組立てをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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