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3Dプリンター ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(62日目)艦橋パーツのデカール貼り(その弐)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は艦橋部分のデカールとスミ入れの続きをしていきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

前回までの作業は、別記事をご覧ください。

造形パーツへのスミ入れ

先回の艦橋部分と同様にパーツに設計時に入れておいたスジ彫りにスミ入れを行います。造形時に凹みが潰れてしまうことを防止するために、0.5ミリ幅と少し広めなのでスミ入れ塗料が流れない場合もありますが、筆先にたっぷりと付けて、身長に凹部分に乗せることで、多少はみ出ますが塗料を行き渡らせます。

今回もタミヤの スミ入れ塗料 ブラック を使っていきます。塗るためのハケ付きなので手軽に作業ができるのが一番のポイントです。

エナメル塗料を薄めて、面相筆で入れていた時期もありますが作業後の掃除などを考えると、専用ツールの方が、かなり楽に作業を行うことができます。

あと、地味に役に立つのがワークホルダー。今回も不安定になるパーツを見えない場所にプラ棒を瞬間接着剤で固定して、プラ棒をワークホルダーで挟んでスミ入れの筆が入りやすいようにパーツを浮かせています。

最後、はみ出した部分は、エナメル用の薄め液を含ませた綿棒で、拭き取っていきます。

デカール貼り付け

スミ入れの塗料を十分乾燥させたら、デカールを適当に散らして貼り付けていきます。貼り付ける場所は、ほぼセンス。突起物などの形状が変わる部分やスジ彫りの集合部分などに合わせて貼り付けていくと、それっぽく見せることができます。

今回使ったデカールは[Cloud Eleven 1/144&1/100用 警告(コーション)デカール 汎用 水転写式デカール]の白/灰カラーを使いました。台紙の吸水力がよくて、浮かべてから数秒でニスが剥がれてくれるので、作業効率も良くておススメです。

1つ欠点は、白色のデカールの場合、台紙の色が淡すぎて視認し辛いことです。水に浮かべると台紙が青っぽくなるのでデカールの内容が見えるようになりますが乾燥した状態だと近くのグレー色のパターンを見ないと、どんなマーキングなのか分からない部分があります。

隠ぺい力が高くて、濃い色で塗装したパーツでもデカールが目立ってくれます。パターンも、○や矢印などが印刷されているのでマーキングとしては違和感なく貼り付けることができるのでオススメです。

先にデカールで仕上げておいた艦橋パーツを組み合わせて全体を確認しながらデカールを追加していきます。

あまり貼り付け過ぎるとゴテゴテになってしまうので、少し控えめにしておくのが無難です。後で全体を見ながら調整はいくらでもできるので、いきなり貼り付け過ぎないのがコツです。

まとめ

今回は、艦橋パーツのスミ入れとデカールの貼り付け作業の続きを行いました。

濃い色に塗装したパーツに白色のデカールを貼り付けると、かなり目を引くので、全体的に散らして貼り付けることで、パーツがカッコ良くなります。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

次回は船首部分のデカールを貼り付けていきます。

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