single.php

TANAX(タナックス)リュートミラーに交換したら後ろが見辛くなった場合の対処法

PCXの純正ミラーから「タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン リュートミラー ブラック 左右共通 10mm 正ネジ APE-104-10」に交換したら後ろが見辛くなってしまったので、やってみた対処法を紹介します。

ナポレオン リュートミラー

今回交換したのが「タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン リュートミラー ブラック 左右共通 10mm 正ネジ APE-104-10

先回、レビューをしているので興味のある方はご覧ください。

後ろが見えなくなる問題

全体的にミラーの高さが低くなるので見映えはカッコ良くなりますが、トレードオフとして後ろが見辛くなります。

Amazonのレビュー欄でも、後ろが見えなくなったので元に戻したというコメントを目にしていたので私の場合は想定内です。

図に示すと、こんな感じ。図面はPCXの公式ページから引用しています。例えば、純正ミラーで見える範囲を考えてみます。(黄緑の部分)

リュートミラーの場合は、おそらくこんな感じの範囲になります。ミラー自体が低い位置になるので、見える範囲も低くなるのは当たり前で仕方が無いことです。

最初に考えたのが、高さ調整用のスペーサー「タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン B-10 ミラー用高さ調整スペーサー」。

こんな感じでリュートミラーの取り付け部分を20ミリ延長してくれます。

写真の右側のように、少し高さが調整されます。

図で考えると、こんな感じ。少し純正ミラーに見える範囲が近づきます。しかしせっかく低くてカッコ良くなった見映えは下がります。これなら純正ミラーのままでも良いかもしれません(笑)

次に考えたのが、スペーサーをミラーの取付部分ではなく途中に追加してミラー部分を前に迫り出す方法。

写真の左側のように、高さはそのままでミラーの位置がハンドルより奥に移動します。

図で考えると、こんな感じ。ミラー部分が目線より奥に移動するので、ミラーが映す範囲が広がって、少し純正ミラーに見える範囲が近づきます。高さを維持したまま、見える範囲を改善することができました。

次に考えたのが、スペーサーを使わずにミラーの取付部分の角度を調整する方法。必然的にブレーキレバーの角度も変わってしまいますが、図のようにミラーが映す範囲を変えることができるので、この方法でも後ろが見やすくなります。

問題になるのは、角度を付け過ぎるとマスターシリンダータンクが傾きすぎたり、油圧ブレーキのラインがハンドルと干渉したりします。

そもそもレバーの角度が変わってしまうのも、バイクの運転に支障が出る可能性もあります。

最後にたどり着いたのが、スペーサーと取付部分の角度を調整の合わせ技。スペーサーでミラーの位置をフロントに移動しているので、少ない角度でミラーが映し出す範囲を上げることができます。

まとめ

PCXの純正ミラーを「タナックス(TANAX) バイクミラー ナポレオン リュートミラー ブラック 左右共通 10mm 正ネジ APE-104-10」に交換してみましたが、後ろが見辛くなってしまったので、試行錯誤で解消してみました。

スペーサーを入れて高さを上げてみると、後ろが見やすくなりましたが、せっかく低い位置に取り付けたミラーが元に戻ってしまうので、スペーサーを取り付ける位置と取り付け部分の角度を調整して、純正ミラー並みの視界を確保することができました。

リュートミラーに交換して、後ろが見辛くなった方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です